Cosminexus アプリケーション開発ガイド
Webアプリケーションに,コンパイル不要なJSPファイルが含まれる場合,次のどちらかの方法で,コンパイル対象外ファイルに指定できます。
それぞれの場合の指定方法について説明します。
コンパイル対象外ファイルに指定する場合は,次の条件のうち,どちらかを満たす必要があります。
コンパイル対象外リストファイルの作成方法,およびコマンド実行時の指定方法について説明します。
テキストファイルにコンパイル対象外のJSPファイルパスを記述します。コンパイル対象外リストファイルの記述形式を示します。
# コメント <コンパイル対象外とするJSPファイルパス1> <コンパイル対象外とするJSPファイルパス2> ... |
コンパイル対象外とするJSPファイルパスを1行に一つ記述します。#で始まる行はコメント行とみなされます。
次に,コンパイル対象外リストファイルの記述例を示します。JSPファイルパスの指定方法については,「10.1.3(3) JSPファイルパスの指定方法」を参照してください。
/jsp/title.jsp /jsp/pieces/pageA.jsp |
/jsp/pieces/* |
/jsp/pieces/*.jsp |
コンパイル対象外リストファイル名に使用できる文字は,A〜Z,a〜z,0〜9の半角英数字,「_」(半角のアンダースコア),および「.」(ピリオド)です。
コンパイル対象外リストファイルを指定するには,cjjspcコマンドのオプション-excludelistに,コンパイル対象外リストファイルの絶対パスまたはカレントディレクトリからの相対パスを指定します。
コンパイル対象外リストファイルの指定形式を示します。
> cjjspc -excludelist <コンパイル対象外リストファイルのパス> -root <Webアプリケーションのルートディレクトリ> |
cjjspcコマンド実行時に,コンパイル対象外のJSPファイルを指定するには,cjjspcのオプション-excludefileにコンパイル対象外とするJSPファイルパスを指定します。対象外のJSPファイルを複数指定するには,Windowsの場合は「;」(セミコロン),UNIXの場合は「:」(コロン)でファイルパスを区切ります。
コンパイル対象外ファイルの指定形式を,WindowsおよびUNIXの場合に分けて示します。
> cjjspc -excludefile <JSPファイルパス1>;<JSPファイルパス2>;... -root <Webアプリケーションのルートディレクトリ> |
> cjjspc -excludefile <JSPファイルパス1>:<JSPファイルパス2>:... -root <Webアプリケーションのルートディレクトリ> |
JSPファイルパスの指定方法については,「10.1.3(3) JSPファイルパスの指定方法」を参照してください。
<%@ page contentType="text/html; charset=Shift_JIS" %> <html> <head><title>tの値まで数値を出力</title></head> <body> <% int t = 10; %> <%@ include file="display.jsp" %> </body> </html> |
<%
for(int i=0; i<t; i++){
out.print(i + " ");
}
%>
|
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