Cosminexus リファレンス 定義編

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5.11.2 <config-property>タグに指定できるプロパティ

<config-property>タグに指定できる値について説明します。

<この項の構成>
(1) Cosminexus DABroker Libraryを使用して,OracleまたはHiRDBに接続する場合
(2) HiRDB Type4 JDBC Driverを使用してHiRDBに接続する場合
(3) Oracle JDBC Thin Driverを使用してOracleに接続する場合
(4) SQL Server 2000 Driver for JDBCを使用して,SQL Server 2000に接続する場合
(5) SQL Server 2005 JDBC Driverを使用して,SQL Server 2005に接続する場合
(6) クラスタコネクションプールを使用してOracleに接続する場合(ルートリソースアダプタ)
(7) クラスタコネクションプールを使用してOracleに接続する場合(メンバリソースアダプタ)

(1) Cosminexus DABroker Libraryを使用して,OracleまたはHiRDBに接続する場合

なお,Cosminexus DABroker Libraryで使用するAPIについては,マニュアル「Cosminexus リファレンス API編」を参照してください。

表5-5 DBConnector_DABJ_CP.rarまたはDBConnector_DABJ_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できるプロパティ

config-property-name config-property-type config-property-value
linkedResourceAdapterName java.lang.String 連携するCosminexus RMリソースアダプタの表示名を指定します。
DBConnector_DABJ_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できます。
networkProtocol java.lang.String Cosminexus DABroker Libraryとの接続種別を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetNetworkProtocolメソッドに渡されます。
  • "lib"
databaseName java.lang.String 接続するデータベースの種別を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetDatabaseNameメソッドに渡されます。
  • HIRDB
    HiRDBおよびXDM/RD E2に接続する場合に指定します。
  • ORACLE,ORACLE8I
    Oracleに接続する場合に指定します。
DBConnector_DABJ_CP_Cosminexus_RM.rarの場合,デフォルト値はHIRDBです。
description java.lang.String 接続するデータベースに必要な接続付加情報を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetDescriptionメソッドに渡されます。
  • HIRDBの場合
    HiRDBシステムのポート番号,またはHiRDBクライアントの環境変数グループ名を指定します。
  • ORACLEの場合
    SQL*Netの接続文字列を指定します。
DBHostName java.lang.String 接続するHiRDBのホスト名を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetDBHostNameメソッドに渡されます。
loginTimeout java.lang.Integer データベースへの接続試行中に,データソースが待機する最長時間(単位:秒)を設定します。デフォルト値は0です。
serverName java.lang.String 接続するCosminexus DABroker Libraryのホスト名またはIPアドレスを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetServerNameメソッドに渡されます。
portNumber java.lang.Integer 接続するCosminexus DABroker Libraryのポート番号を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetPortNumberメソッドに渡されます。デフォルト値は40179です。
DBEnv java.lang.String Cosminexus DABroker Libraryの接続先データベース定義情報を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetDBEnvメソッドに渡されます。
encodLang java.lang.String エンコード文字形態を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetEncodLangメソッドに渡されます。
JDBC_IF_TRC java.lang.Boolean JDBCインタフェースメソッドトレースの取得の有無を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetJDBC_IF_TRCメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    トレースを取得します。
  • falseを指定した場合
    トレースを取得しません。
なお,trueを指定した場合,Cosminexus Driverが出力するトレースは,Cosminexus Component ContainerからセットされるPrintWriterと,ユーザがコネクションファクトリ(javax.sql.DataSourceクラス)のsetLogWriter()メソッドで指定したPrintWriterに出力します。デフォルト値はfalseです。
SV_EVENT_TRC java.lang.Boolean Cosminexus DABroker Libraryとのイベントトレースの取得の有無を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetSV_EVENT_TRCメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    トレースを取得します。
  • falseを指定した場合
    トレースを取得しません。
なお,trueを指定した場合,Cosminexus Driverが出力するトレースは,Cosminexus Component ContainerからセットされるPrintWriterと,ユーザがコネクションファクトリ(javax.sql.DataSourceクラス)のsetLogWriter()メソッドで指定したPrintWriterに出力します。デフォルト値はfalseです。
TRC_NO java.lang.Integer トレースのエントリ数を,10〜1000の範囲で設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetTRC_NOメソッドに渡されます。デフォルト値は500です。
uapName java.lang.String アプリケーション名称を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetUapNameメソッドに渡されます。
bufSize java.lang.Integer Cosminexus DABroker Libraryからの受信データのバッファ長を,1〜16000の範囲(単位:キロバイト)で設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetBufSizeメソッドに渡されます。デフォルト値は64です。
rowSize java.lang.Integer Cosminexus DABroker LibraryがJDBCで取り扱うバッファ長を,16〜512の範囲(単位:メガバイト)で設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetRowSizeメソッドに渡されます。デフォルト値は16です。
OSAuthorize java.lang.Boolean OS認証機能を使用してデータベースに接続するかどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetOSAuthorizeメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    OS認証機能を使用します。
  • falseを指定した場合
    OS認証機能を使用しません。
デフォルト値はfalseです。
HiRDBCursorMode java.lang.Boolean HiRDBで検索時にカーソルがCommit,またはRollbackにわたって有効かどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetHiRDBCursorModeメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    カーソルは保持されます。アプリケーションは続けてFetchすることができます。
  • falseを指定した場合
    カーソルはクローズされますが,ステートメントは有効です。アプリケーションは,Prepareしないで,再度Executeできます。
デフォルト値はfalseです。
blockUpdate java.lang.Boolean 接続データベースがHiRDBの場合,?パラメタを使用したデータベースの更新で,複数のパラメタセットを一度に処理するかどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetBlockUpdateメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    複数のパラメタセットを一度に処理します。
  • falseを指定した場合
    複数のパラメタセットを一つずつ分割して処理します。
デフォルト値はfalseです。
executeDirectMode java.lang.Boolean 接続データベースがHiRDBの場合,Statementクラスを使用したINSERT, UPDATE, DELETEなどのデータベースの更新で,HiRDBのEXECUTE DIRECT機能を使用するかどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetExecuteDirectModeメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    Execute Direct機能を使用します。
  • falseを指定した場合
    Execute Direct機能を使用しません。
デフォルト値はfalseです。
SQLWarningIgnore java.lang.Boolean データベースから返される警告をConnectionクラスで保持するかどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetSQLWarningIgnoreメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    警告を保持しません。
  • falseを指定した場合
    警告を保持します。
デフォルト値はfalseです。
LONGVARBINARY_Access java.lang.String LONGVARBINARY(列属性BLOB,列属性BINARY)のデータベースアクセス方法を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetLONGVARBINARY_Accessメソッドに渡されます。
  • REAL
  • LOCATOR
デフォルト値はREALです。
bufferPoolSize java.lang.Integer 受信データのバッファをプールする最大数を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetBufferPoolSizeメソッドに渡されます。
デフォルト値は0です。
PreparedStatementPoolSize java.lang.Integer コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのPreparedStatementのプールサイズを設定します。0〜1024の整数で指定します。デフォルト値は10です。また,PreparedStatementPoolSizeとCallableStatementPoolSizeの合計値は,1024以下に設定してください。有効範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が設定されます。
CallableStatementPoolSize java.lang.Integer コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのCallableStatementのプールサイズを設定します。0〜1024の整数で指定します。デフォルト値は10です。また,PreparedStatementPoolSizeとCallableStatementPoolSizeの合計値は,1024以下に設定してください。有効範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が設定されます。
CancelStatement java.lang.Boolean トランザクションタイムアウトやアプリケーション強制停止時に,Statementクラス,CallableStatementクラスおよびPreparedStatementクラスで実行中のSQLをキャンセルするかどうかを指定します。
  • trueを指定した場合
    実行中のSQLをキャンセルします。
  • falseを指定した場合
    実行中のSQLをキャンセルしません。
デフォルト値はtrueです。
Oracleに接続する場合で,データベースのサーバまたはクライアントのどちらかがWindowsプラットフォームで,専用サーバ接続をする場合,falseを設定してください。
ConnectionIDUpdate java.lang.Boolean コネクションIDをDataSource#getConnectionメソッドごとに更新するかどうかを指定します。
  • trueを指定した場合
    DataSource#getConnectionメソッドのたびにコネクションIDを生成します。
  • falseを指定した場合
    最初のDataSource#getConnectionメソッドでコネクションIDを生成し,そのあとは更新しません。
デフォルト値はfalseです。
このプロパティは,接続するデータベースがOracleの場合に指定できます。
logLevel java.lang.String DB Connectorが出力するログ・トレースのレベルを指定します。
次の値が指定できます。
  • 0またはERROR
  • 10またはWARNING
  • 20またはINFORMATION
デフォルトは,0またはERRORです。

表5-6 DBConnector_DABJ_XA.rarまたはDBConnector_DABJ_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できるプロパティ

config-property-name config-property-type config-property-value
linkedResourceAdapterName java.lang.String 連携するCosminexus RMリソースアダプタの表示名を指定します。
DBConnector_DABJ_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できます。
networkProtocol java.lang.String Cosminexus DABroker Libraryとの接続種別を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetNetworkProtocolメソッドに渡されます。
  • "lib"
databaseName java.lang.String 接続するデータベースの種別を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetDatabaseNameメソッドに渡されます。
次の値が指定できます。
  • HIRDB
    HiRDBに接続する場合に指定します。
  • ORACLE,ORACLE8I
    Oracleに接続する場合に指定します。
DBConnector_DABJ_XA_Cosminexus_RM.rarの場合,デフォルト値はHIRDBです。
description java.lang.String 接続するデータベースに必要な接続付加情報を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetDescriptionメソッドに渡されます。
  • HIRDBの場合
    HiRDBクライアントの環境変数グループ名を指定します。
  • ORACLEの場合
    SQL*Netの接続文字列を指定します。
DBHostName java.lang.String 接続するHiRDBのホスト名を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetDBHostNameメソッドに渡されます。
XAOpenString java.lang.String XA_OPEN文字列を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetXAOpenStringメソッドに渡されます。
loginTimeout java.lang.Integer データベースへの接続試行中に,データソースが待機する最長時間(単位:秒)を設定します。デフォルト値は0です。
serverName java.lang.String 接続するCosminexus DABroker Libraryのホスト名を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetServerNameメソッドに渡されます。
portNumber java.lang.Integer 接続するCosminexus DABroker Libraryのポート番号を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetPortNumberメソッドに渡されます。デフォルト値は40179です。
DBEnv java.lang.String Cosminexus DABroker Libraryの接続先データベース定義情報を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetDBEnvメソッドに渡されます。
encodLang java.lang.String エンコード文字形態を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetEncodLangメソッドに渡されます。
JDBC_IF_TRC java.lang.Boolean JDBCインタフェースメソッドトレースの取得の有無を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetJDBC_IF_TRCメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    トレースを取得します。
  • falseを指定した場合
    トレースを取得しません。
なお,trueを指定した場合,Cosminexus Driverが出力するトレースは,Cosminexus Component ContainerからセットされるPrintWriterと,ユーザがコネクションファクトリ(javax.sql.DataSourceクラス)のsetLogWriter()メソッドで指定したPrintWriterに出力します。デフォルト値はfalseです。
SV_EVENT_TRC java.lang.Boolean Cosminexus DABroker Libraryとのイベントトレースの取得の有無を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetSV_EVENT_TRCメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    トレースを取得します。
  • falseを指定した場合
    トレースを取得しません。
なお,trueを指定した場合,Cosminexus Driverが出力するトレースは,Cosminexus Component ContainerからセットされるPrintWriterと,ユーザがコネクションファクトリ(javax.sql.DataSourceクラス)のsetLogWriter()メソッドで指定したPrintWriterに出力します。デフォルト値はfalseです。
TRC_NO java.lang.Integer トレースのエントリ数を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetTRC_NOメソッドに渡されます。デフォルト値は500です。
uapName java.lang.String アプリケーション名称を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetUapNameメソッドに渡されます。
bufSize java.lang.Integer Cosminexus DABroker Libraryからの受信データのバッファ長を,1〜16000の範囲(単位:キロバイト)で設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetBufSizeメソッドに渡されます。デフォルト値は64です。
rowSize java.lang.Integer Cosminexus DABroker LibraryがJDBCで取り扱うバッファ長を,16〜512の範囲(単位:メガバイト)で設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetRowSizeメソッドに渡されます。デフォルト値は16です。
OSAuthorize java.lang.Boolean OS認証機能を使用してデータベースに接続するかどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetOSAuthorizeメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    OS認証機能を使用します。
  • falseを指定した場合
    OS認証機能を使用しません。
デフォルト値はfalseです。
HiRDBCursorMode java.lang.Boolean HiRDBで検索時にカーソルがCommit,またはRollbackにわたって有効かどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetHiRDBCursorModeメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    カーソルは保持されます。アプリケーションは続けてFetchすることができます。
  • falseを指定した場合
    カーソルはクローズされますが,ステートメントは有効です。アプリケーションは,Prepareしないで,再度Executeできます。
デフォルト値はfalseです。
blockUpdate java.lang.Boolean 接続データベースがHiRDBの場合,?パラメタを使用したデータベースの更新で,複数のパラメタセットを一度に処理するかどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetBlockUpdateメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    複数のパラメタセットを一度に処理します。
  • falseを指定した場合
    複数のパラメタセットを一つずつ分割して処理します。
デフォルト値はfalseです。
executeDirectMode java.lang.Boolean 接続データベースがHiRDBの場合,Statementクラスを使用したINSERT, UPDATE, DELETEなどのデータベースの更新で,HiRDBのEXECUTE DIRECT機能を使用するかどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetExecuteDirectModeメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    Execute Direct機能を使用します。
  • falseを指定した場合
    Execute Direct機能を使用しません。
デフォルト値はfalseです。
SQLWarningIgnore java.lang.Boolean データベースから返される警告をConnectionクラスで保持するかどうかを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetSQLWarningIgnoreメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    警告を保持しません。
  • falseを指定した場合
    警告を保持します。
デフォルト値はfalseです。
LONGVARBINARY_Access java.lang.String LONGVARBINARY(列属性BLOB,列属性BINARY)のデータベースアクセス方法を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetLONGVARBINARY_Accessメソッドに渡されます。
  • REAL
  • LOCATOR
デフォルト値はREALです。
bufferPoolSize java.lang.Integer 受信データのバッファをプールする最大数を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetBufferPoolSizeメソッドに渡されます。
デフォルト値は0です。
XACloseString java.lang.String XA_CLOSE文字列を設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetXACloseStringメソッドに渡されます。
RMID java.lang.Integer リソースマネジャの識別子を,1以上の正の整数で設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetRMIDメソッドに渡されます。デフォルト値は1です。
XAThreadMode java.lang.Boolean XA使用時のスレッドモードを設定します。設定された値は,Cosminexus DABroker LibraryのsetXAThreadModeメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    マルチスレッドモード
  • falseを指定した場合
    シングルスレッドモード
デフォルト値はtrueです。
XALocalCommitMode java.lang.Boolean XA使用時,トランザクションが分散トランザクションでないとき,データベースのオートコミットモードを有効にするかどうかを設定します。設定された値はCosminexus DABroker LibraryのsetXALocalCommitModeメソッドに渡されます。
  • trueを指定した場合
    データベースのオートコミットを有効にします。
  • falseを指定した場合
    データベースのオートコミットを無効にします。
デフォルト値はtrueです。
PreparedStatementPoolSize java.lang.Integer コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのPreparedStatementのプールサイズを設定します。0〜1024の整数で指定します。デフォルト値は10です。また,PreparedStatementPoolSizeとCallableStatementPoolSizeの合計値は,1024以下に設定してください。有効範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が設定されます。
CallableStatementPoolSize java.lang.Integer コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのCallableStatementのプールサイズを設定します。0〜1024の整数で指定します。デフォルト値は10です。また,PreparedStatementPoolSizeとCallableStatementPoolSizeの合計値は,1024以下に設定してください。有効範囲外の値を指定した場合は,デフォルト値が設定されます。
CancelStatement java.lang.Boolean トランザクションタイムアウトやアプリケーション強制停止時に,Statementクラス,CallableStatementクラスおよびPreparedStatementクラスで実行中のSQLをキャンセルするかどうかを指定します。
  • trueを指定した場合
    実行中のSQLをキャンセルします。
  • falseを指定した場合
    実行中のSQLをキャンセルしません。
HiRDBに接続する場合は,falseを指定してください。
Oracleに接続する場合で,データベースのサーバまたはクライアントのどちらかがWindowsプラットフォームで,専用サーバ接続をする場合,falseを設定してください。
ConnectionIDUpdate java.lang.Boolean コネクションIDをDataSource#getConnectionメソッドごとに更新するかどうかを指定します。
  • trueを指定した場合
    DataSource#getConnectionメソッドのたびにコネクションIDを生成します。
  • falseを指定した場合
    最初のDataSource#getConnectionメソッドでコネクションIDを生成し,そのあとは更新しません。
デフォルト値はfalseです。
このプロパティは,接続するデータベースがOracleの場合に指定できます。
logLevel java.lang.String DB Connectorが出力するログ・トレースのレベルを指定します。
次の値が指定できます。
  • 0またはERROR
  • 10またはWARNING
  • 20またはINFORMATION
デフォルト値は,0またはERRORです。

(2) HiRDB Type4 JDBC Driverを使用してHiRDBに接続する場合

(3) Oracle JDBC Thin Driverを使用してOracleに接続する場合

なお,プロパティで設定可能な値については,Oracleのマニュアルを参照してください。

表5-9 DBConnector_Oracle_CP.rarまたはDBConnector_Oracle_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できるプロパティ

config-property-name config-property-type config-property-value
linkedResourceAdapterName java.lang.String 連携するCosminexus RMリソースアダプタの表示名を指定します。
DBConnector_Oracle_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できます。
databaseName java.lang.String Oracleサーバ上の特定のデータベース名(SID)を指定します。設定された値は,Oracle JDBC Thin DriverのsetDatabaseNameメソッドに渡されます
serverName java.lang.String Oracleサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。設定された値は,Oracle JDBC Thin DriverのsetServerNameメソッドに渡されます。
portNumber java.lang.Integer Oracleのサーバが要求をリスニングするポート番号を指定します。デフォルトは1521番ポートです。設定された値は,Oracle JDBC Thin DriverのsetPortNumberメソッドに渡されます。
url java.lang.String Oracle JDBC Thin Driverがデータベースに接続するために必要なJDBC URLを指定します。
このプロパティに値が設定された場合,databaseName,portNumber,serverNameで指定された値は無視されます。また,ユーザがurlで指定を行う場合はJDBC URLにthinドライバを指定します。
(例)
jdbc:oracle:thin:@ServerA:1521:service1
loginTimeout java.lang.Integer データベースへの接続試行のタイムアウト(単位:ミリ秒)を指定します。0を指定するとタイムアウトは無限となり,接続が確立されるかエラーが発生するまでブロックされます。デフォルト値は8000です。設定された値はOracle JDBC Thin DriverのsetLoginTimeoutメソッドに渡されます。Oracle JDBC Thin Driver 9.2.0.8以降,10.1.0.5以降および10.2以降の場合は秒単位に切り上げてsetLoginTimeoutメソッドに渡されます。
PreparedStatementPoolSize java.lang.Integer コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのPreparedStatementのプールサイズを設定します。デフォルトは10です。
CallableStatementPoolSize java.lang.Integer コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのCallableStatementのプールサイズを設定します。デフォルトは10です。
CancelStatement java.lang.Boolean トランザクションタイムアウトやアプリケーション強制停止時に,Statementクラス,CallableStatementクラスおよびPreparedStatementクラスで実行中のSQLをキャンセルするかどうかを指定します。
  • trueを指定した場合
    実行中のSQLをキャンセルします。
  • falseを指定した場合
    実行中のSQLをキャンセルしません。
デフォルト値はtrueです。
専用サーバ接続をする場合は,falseを指定してください。
ConnectionIDUpdate java.lang.Boolean コネクションIDをDataSource#getConnectionメソッドごとに更新するかどうかを指定します。
  • trueを指定した場合
    DataSource#getConnectionメソッドのたびにコネクションIDを生成します。
  • falseを指定した場合
    最初のDataSource#getConnectionメソッドでコネクションIDを生成し,そのあとは更新しません。
デフォルト値はfalseです。
logLevel java.lang.String DB Connectorが出力するログ・トレースのレベルを指定します。
次の値が指定できます。
  • 0またはERROR
  • 10またはWARNING
  • 20またはINFORMATION
デフォルトは,0またはERRORです。

表5-10 DBConnector_Oracle_XA.rarまたはDBConnector_Oracle_XA_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できるプロパティ

config-property-name config-property-type config-property-value
linkedResourceAdapterName java.lang.String 連携するCosminexus RMリソースアダプタの表示名を指定します。
DBConnector_Oracle_CP_Cosminexus_RM.rarを使用する場合に指定できます。
databaseName java.lang.String Oracleサーバ上の特定のデータベース名(SID)を指定します。設定された値は,Oracle JDBC Thin DriverのsetDatabaseNameメソッドに渡されます。
serverName java.lang.String Oracleサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。設定された値は,Oracle JDBC Thin DriverのsetServerNameメソッドに渡されます。
portNumber java.lang.Integer Oracleのサーバが要求をリスニングするポート番号を指定します。デフォルトは1521番ポート。設定された値は,Oracle JDBC Thin DriverのsetPortNumberメソッドに渡されます。
url java.lang.String Oracle JDBC Thin Driverがデータベースに接続するために必要なJDBC URLを指定します。
このプロパティに値が設定された場合,databaseName,portNumber,serverNameで指定された値は無視されます。また,ユーザがurlで指定を行う場合はJDBC URLにthinドライバを指定します。
loginTimeout java.lang.Integer データベースへの接続試行のタイムアウト(単位:ミリ秒)を指定します。0を指定するとタイムアウトは無限となり,接続が確立されるかエラーが発生するまでブロックされます。デフォルト値は8000です。設定された値はOracle JDBC Thin DriverのsetLoginTimeoutメソッドに渡されます。Oracle JDBC Thin Driver 9.2.0.8以降,10.1.0.5以降および10.2以降の場合は秒単位に切り上げてsetLoginTimeoutメソッドに渡されます。
sessionTimeout java.lang.Integer Oracleサーバでのセッションタイムアウト(トランザクションブランチがアクティブでない状態でいられる最大時間)を秒単位で指定します。J2EEサーバのトランザクションタイムアウトよりも長い時間を指定する必要があります。デフォルト値は300秒です。設定された値はOracle JDBC Thin DriverのXAResource.setTransactionTimeoutメソッドに渡されます。
PreparedStatementPoolSize java.lang.Integer コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのPreparedStatementのプールサイズを設定します。デフォルト値は10です。
CallableStatementPoolSize java.lang.Integer コネクションプールに割り当てられるコネクションごとのCallableStatementのプールサイズを設定します。デフォルト値は10です。
CancelStatement java.lang.Boolean トランザクションタイムアウトやアプリケーション強制停止時に,Statementクラス,CallableStatementクラスおよびPreparedStatementクラスで実行中のSQLをキャンセルするかどうかを指定します。
  • trueを指定した場合
    実行中のSQLをキャンセルします。
  • falseを指定した場合
    実行中のSQLをキャンセルしません。
デフォルト値はtrueです。
専用サーバ接続をする場合は,falseを指定してください。
ConnectionIDUpdate java.lang.Boolean コネクションIDをDataSource#getConnectionメソッドごとに更新するかどうかを指定します。
  • trueを指定した場合
    DataSource#getConnectionメソッドのたびにコネクションIDを生成します。
  • falseを指定した場合
    最初のDataSource#getConnectionメソッドでコネクションIDを生成し,そのあとは更新しません。
デフォルト値はfalseです。
logLevel java.lang.String DB Connectorが出力するログ・トレースのレベルを指定します。
次の値が指定できます。
  • 0またはERROR
  • 10またはWARNING
  • 20またはINFORMATION
デフォルト値は,0またはERRORです。

(4) SQL Server 2000 Driver for JDBCを使用して,SQL Server 2000に接続する場合

(5) SQL Server 2005 JDBC Driverを使用して,SQL Server 2005に接続する場合

(6) クラスタコネクションプールを使用してOracleに接続する場合(ルートリソースアダプタ)

(7) クラスタコネクションプールを使用してOracleに接続する場合(メンバリソースアダプタ)