この節では，EJBクライアントアプリケーションの環境変数の設定について説明します。EJBクライアントアプリケーションの実行に必要な環境変数を次に示します。

表19-2　EJBクライアントアプリケーションの実行に必要な環境変数（Windowsの場合）

環境変数	値	種別	コマンド
			cjclstartap	vbj
PATH※	<Cosminexusのインストールディレクトリ>\jdk\bin	固定	−	○
	<Cosminexusのインストールディレクトリ>\TPB\bin	固定	○	−
	<Cosminexusのインストールディレクトリ>\PRF\bin	固定	○	○
VBROKER_ADM	<Cosminexusのインストールディレクトリ>\TPB\adm	固定	○	○
PRFSPOOL	<Cosminexusのインストールディレクトリ>\PRF\spool	固定	▲	▲
TZ	JST-9　など	固定	○	○

（凡例）

○：コマンドに環境変数を指定する必要がある。

▲：インストーラによって設定される。

−：設定する必要がない。

固定：該当環境変数に対する値は固定で，指定する必要がある。

注※

環境変数「PATH」の先頭に「<Cosminexusのインストールディレクトリ>\jdk\bin」を指定してください。

表19-3　EJBクライアントアプリケーションの実行に必要な環境変数（UNIXの場合）

環境変数	値	種別	コマンド
			cjclstartap	vbj
LIBPATH，またはLD_LIBRARY_PATH※1	/opt/Cosminexus/TPB/lib /opt/Cosminexus/PRF/lib	固定	○	○
PATH※2	/opt/Cosminexus/jdk/bin	固定	−	○
	/opt/Cosminexus/TPB/bin	固定	○	−
	/bin /usr/bin	固定	−	○
VBROKER_ADM	/opt/Cosminexus/TPB/adm	固定	○	○
PRFSPOOL	/opt/Cosminexus/PRF/spool	固定	○	○
TZ	JST-9　など	固定	○	○

（凡例）

○：コマンドに環境変数を指定する必要がある。

−：設定する必要がない。

固定：該当環境変数に対する値は固定で，指定する必要がある。

注※1

OSによって，使用する環境変数名が異なります。

LIBPATH：AIXの場合

LD_LIBRARY_PATH：HP-UX（IPF），Linux，またはSolarisの場合

注※2

環境変数「PATH」の先頭に「/opt/Cosminexus/jdk/bin」を指定してください。

実行環境がAIXの場合は，上記の表に示す環境変数とは別に，AIX固有の環境変数を設定する必要があります。詳細については，「2.3.3　AIX固有の環境変数」を参照してください。