Cosminexus システム構築ガイド

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14.1.1 Managementイベントによる処理の自動実行の設定手順

Managementイベントによる処理の自動実行は,次の手順で設定してください。

  1. Managementイベント発行の設定をします。
    Managementイベントの発行を有効にして,Managementイベント発行時の動作を設定します。設定方法については,「6.3.2 Managementイベント発行の設定」を参照してください。
  2. Managementイベント発行用メッセージIDリストファイルを設定します。
    リストファイルで,Managementイベント発行対象となるメッセージを指定します。設定方法については,「6.3.3 Managementイベント発行用メッセージIDリストファイルの設定」を参照してください。
  3. Managementイベント発行機能を利用する各機能の設定をします。
    Managementイベント発行機能を利用して,Management ServerにManagementイベントを通知する機能の設定をします。
    次に,設定したManagementイベントに対応するManagementアクションを実行するための設定をします。
    設定方法については,「14.1.2 Managementイベント発行機能を利用する各機能の設定」を参照してください。
  4. Managementアクション実行用プロパティファイルを設定します。
    プロパティファイルで,Managementアクションの定義,メッセージIDとManagementアクションとのマッピングなどをします。設定方法については,「6.3.5 Managementアクション実行用プロパティファイルの設定」を参照してください。
  5. Managementアクション実行コマンドの設定をします。
    Managementアクションとして実行するコマンドを記述するコマンドファイル(バッチファイルまたはシェルスクリプトファイル)を作成します。設定方法については,「6.3.6 Managementアクション実行コマンドの設定」を参照してください。ただし,バッチサーバの場合,CTMによるリクエストのスケジューリングは使用できないため,CTMに関する記述は該当しません。

注※ 参照先の「J2EEサーバ」に関する説明を「バッチサーバ」に置き換えてお読みください。