Cosminexus システム構築ガイド
JSPは,Webコンテナ上でコンパイルされ,Javaソースファイルおよびクラスファイルが生成されます。Webコンテナでは,JSPのコンパイル結果である,Javaソースファイルおよびクラスファイルを,J2EEサーバの再起動時に保持するかどうか設定できます。この節では,JSPファイルのコンパイル結果を保持するための設定について説明します。
JSPファイルのコンパイル結果を保持するかどうかは,簡易構築定義ファイルで設定します。論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内に,次のパラメタを設定してください。
JSP事前コンパイル機能を使用していない場合,JSPコンパイル結果は,JSP用テンポラリディレクトリ下に出力されます。デフォルトの出力先を変更する場合は,webserver.work.directoryパラメタに設定します。デフォルトの出力先を次に示します。
JSP用テンポラリディレクトリ下にはWebアプリケーション単位でディレクトリが作成され,該当するWebアプリケーション内のJSPコンパイル結果が出力されます。
なお,Webアプリケーション単位のディレクトリは,コンテキストルート名を基にしたディレクトリ名となります。コンテキストルート名にスラッシュ(/),ドル記号($),パーセント(%),プラス記号(+)が含まれる場合は,次に示す文字に変換されます。
| 変換前の文字 | 変換後の文字 |
|---|---|
| / | $2f |
| $ | $24 |
| % | $25 |
| + | $2b |
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