JP1/ServerConductor/Deployment Manager
- Q1
- Windows OSをインストールするときに,指定しなかったネットワークアダプタの設定が行われてWindows OSが起動された。
- A1
- Windows2000,Windows Server 2003は認識したネットワークアダプタを既定値で設定してインストールします。
- 設定の変更は,Windows OSの起動後,コントロールパネルから行えます。
- また,「セットアップパラメータの設定」で設定したネットワークアダプタが実際に接続されていなかった場合は,アダプタのセットアップは行われませんが,プロトコルのインストールだけは行われます。
- Q2
- 複数枚ネットワークアダプタを設定したとき,TCP/IPのプロトコルの詳細設定がすべてDHCPを使用するになっていた。
- A2
- 複数枚のネットワークアダプタを設定したときに,プロトコルの詳細設定がすべて規定値になることがあります。コントロールパネルから詳細設定を行ってください。
- Q3
- BIOS/ファームウェアのアップデート,OSクリアインストールのシナリオを実行した後,コンピュータが再起動する前に,シナリオ実行エラーになる。
- A3
- 実行前に再起動の強制実行を行う設定をしていますか?していない場合,電源が入っているコンピュータに対しては,シナリオは実行されません。シナリオ修正するか,コンピュータの電源を切ってからもう一度お試しください。
- Q4
- OSクリアインストールのシナリオ実行中,コンピュータの画面に次のメッセージが表示されてシナリオが停止した。
「Cannot connect data server. Please stop running scenario on management server and press any key to reboot」
- A4
- 管理サーバの同時アクセス数の最大数を超えて接続しようとしている可能性があります。同時アクセスしているコンピュータを減らしてから再度実行してください。
- Q5
- Windows OSのクリアインストールを行ったが,必要なデバイスドライバがインストールされない。
- A5
- デバイスドライバをインストールするためには,適切なデバイスドライバをDPMに登録しシナリオで指定してください。
- Q6
- OSインストールがエラーで止まってしまう。
- A6
- コンピュータ名に使用できない文字を使用されている場合,OSインストールは途中でエラーとなります。使用できない文字の一覧は「2.2.1(2) セットアップパラメータの作成」の6.「コンピュータ名には以下の文字は指定できません」の項目を参照してください。
- Q7
- Windows OS インストール中,テキストベースのセットアップ画面で,文字化けしたメッセージが表示され,インストールが続行できない。
- A7
- 複数のHDDを接続したり,ディスクアレイコントローラ配下に複数の論理ドライブを作成したりしてインストールを行っている場合,OSをインストールするHDD以外のHDDをいったん取り外した状態でインストールを行ってください。
- ディスクアレイコントローラ配下のディスクにインストールする場合は,論理ドライブを複数作成せず,1つだけ作成してインストールを行ってください。複数の論理ドライブを作成する場合は,インストール完了後,ディスクアレイのコンフィグレーションユーティリティを使用して追加作成してください。
- Q8
- パーティションサイズに大きな値を指定して Windows OSのインストールを行ったが,実際にWindows OSを起動してみると,4GBでシステムパーティションが作成されている。
- A8
- 「パーティションサイズ」で実領域以上の値を設定していませんか?
- 全領域(保守領域を除く)を1パーティションで作成したい場合は「全領域」を設定するようにしてください。
- Q9
- 2GB以上のパーティションにNTFSでWindows OSをインストールしたのにクラスタサイズが512バイトでインストールされる。
- A9
- 通常のWindowsではNTFSのクラスタサイズは4kバイトですが,DPMを使用してOSクリアインストールを行うと512バイトになります。これは自動インストール中に新規パーティション作成をする場合の仕様です。
- Q10
- Windows OSインストールでディスプレイの解像度として指定したものと違う解像度でWindows OSが起動された。
- A10
- ディスプレイの解像度は,指定された設定が使用できなかった場合,それに近い設定か,またはドライバのデフォルトが使用されます。
- Q11
- Windows OSインストールで間違ったプロダクトID/CDキーを入力してしまった。
- A11
- 間違ったプロダクトID/CDキーを入力しても,自動インストールは開始します。しかし,自動インストール中にストップ,再入力を促されます。また,この場合,自動インストール中のGUIセットアップ終了の再起動時に入力要求が発生します。これら2回の入力を行えば,Windows OSのセットアップには問題はありません。
- Q12
- Windows OSインストールで複数枚のネットワークアダプタを装着し,アダプタごとに違うプロトコルを設定したのに,どのアダプタもすべてのプロトコルが設定されている。
- A12
- 仕様です。各アダプタにはインストールされたプロトコルすべてが使用できるように設定されます。自動インストールで設定できないものは,すべて既定値になります。
- Q13
- Linuxインストール中,次のメッセージが表示されインストールできない。
Could not allocate requested partitions; Partitioning failed: Could not allocate partitions as primary partitions
- A13
- シナリオ作成画面の「HW設定」タブで「DeleteAllPartition」イメージファイルを選択してシナリオ作成し,実行してください。そのあとLinuxのインストールを行ってください。
- Q14
- Linuxインストール中,次のメッセージが表示されインストールできない。
+--------------- Kickstart Error ------------+ Error opening: kickstart file /tmp/ks.cfg: No such file or directory 「OK] +--------------------------------------------+
- A14-1
- NFS共有フォルダの設定が正しいか確認してください。
- 「2.2.2(1) NFSサービスのセットアップ」を参照し,正しく設定を行った後,Linuxのインストールを行ってください。
- A14-2
- 前述の「NFSサービスのセットアップ」にあるexportsフォルダをNFS共有とした状態で管理サーバ for DPMを一旦アンインストールして,再度インストールするとエクスプローラのプロパティではNFS共有が設定されていますが,実際にインストールを行うと上記のエラーが出ることがあります。このような状態になった場合は一度NFS共有を解除し,改めて設定し直してください。
- A14-3
- Linuxインストールパラメータの「インストールデバイス」の設定において,使用しているインストールデバイスを設定しているか確認してください。
- 「2.2.2(4) Linuxインストールパラメータファイルの作成」を参照し,「インストールデバイス」を正しく設定した後,再度Linuxのインストールを行ってください。
- Q15
- OSインストールでシナリオ実行エラーとなった。インストール先のコンピュータの画面では,以下が表示され停止していた。
0123Divide by zero(8479:1528) ROM-DOS Fatal Error! Internal Error! (3.418)!system halted...
- A15
- WindowsやRed Hat Linuxなどから,2GB未満のFAT32パーティションを作成すると発生することがあります。お手数ですが,コンピュータ上のFAT32パーティションを削除するか,2GB以上に再割当てを行ってから再度シナリオを実行してください。
- Q16
- Windows OSのインストール「インストール環境の準備」のフェーズで,対象コンピュータの画面上に「File Not Found」が複数表示される。
- A16
- ご使用のOS種別,媒体種別によって「File Not Found」と表示される場合がありますが問題はありません。インストールは正常に行われます。
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