JP1/ServerConductor/Deployment Manager
- Q1
- ディスク複製によるOSセットアップ中,コンピュータの画面に以下のメッセージが表示されて処理が停止した。
- 「本装置用のパラメータファイルが用意されていないかコピーに失敗しました。再起動後に表示されるウィザードに従ってセットアップを行ってください。なにかキーを押すと再起動します。」
- A1
- 管理サーバの同時アクセス数の最大数を超えて接続しようとしている可能性があります。同時アクセスしているコンピュータを減らしてから再度実行してください。
- Q2
- ディスク複製によるOSセットアップ中,コンピュータの画面に以下のメッセージが表示されて処理が停止した。
- 「システムのレジストリに,無効なファイルパスが含まれています。インストールを続行できません。このシステムイメージは,ドライブ文字の割り当てがコンピュータ間で整合性が取れているという保証なしで適用されました。」
- A2
- ディスク複製のマスタイメージのシステム構成がマルチブートになっている場合に,表示される可能性があります。マスタイメージがマルチブートのシステム構成でないか確認してください。ディスク複製では,マルチブート環境でのディスク複製をサポートしておりません(マスタイメージは,必ず単一システムとして構築してください)。
- Q3
- ディスク複製によるOSセットアップ後,「ネットワークとダイヤルアップ接続」に登録されている接続名が文字化けしている。
- A3
- お手数ですが,手動で接続名の変更を行ってください。
- Q4
- ディスク複製中にIMJPZP.DI_ファイル,またはその他のファイルを要求する画面が表示された。
- A4
- IMJPZP.DI_が要求された場合,マスタコンピュータの「2.1.1(4) ディスク複製の準備」で作成した\SYSPREP\I386\LANG(Windows Server 2003,Windows 2000の場合は,\SYSPREP\I386\LANG\JPN)フォルダに以下の場所からIMJPZP.DI_ファイルをコピーしてください。I386配下にLANGフォルダがない場合は作成してください。
- Windows Server 2003の場合:<CD-ROMドライブ>:\I386\LANG\IMJPZP.DI_
- Windows 2000の場合:<CD-ROMドライブ>:\I386\LANG\JPN\IMJPZP.DI_
- 上記ファイルのコピー後,「2.1.1(5) Sysprepの実行」から再度ディスク複製を行ってください。
- その他のファイルが要求された場合も同様の手順でマスタコンピュータにファイルを追加し,「2.1.1(5) Sysprepの実行」から再度ディスク複製を行ってください。
- Q5
- ディスク複製後,Linux OS起動時に以下のようなメッセージが表示される。または,X-Windowが起動しない。
- 「“ホスト名”※のURLが見つかりませんでした。そのため,GNOMEが正しく動作しなくなるおそれがあります。/etc/hostsファイルに“ホスト名”※を追加することでこの問題を解決できる場合があります。」
- ※“ホスト名”:ディスク複製後の各コンピュータのホスト名
- A5
- /etc/hostsファイルにホスト名が登録されていないためにX-Window起動時にエラーが発生することがあります。/etc/hostsファイルにホスト名を登録してください。ご使用の環境が固定IPアドレスの場合,以下のような行を登録してください。
- (例)192.168.0.1 servername
- DHCPの場合は,ループバックアドレスに登録してください。
- (例)127.0.0.1 localdomain.localhost localhost servername
- Q6
- ディスク複製後に,IPアドレスの競合が発生した。
- A6
- マスタコンピュータにエイリアスインタフェースが設定されていると,ディスク複製後に,IPアドレスの競合が発生します。以下の手順でエイリアスインタフェースの設定ファイルを削除した後に,コンピュータを再起動してください。
# cd /etc/sysconfig/network-scripts # rm -f ifconfig-eth*:* # rm -f ifconfig-bond*:*
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