JP1/ServerConductor/Deployment Manager
DPMは以下の7要素から構成されます。管理サーバとWeb サーバ,Webコンソールは,同一コンピュータでも,それぞれが異なるコンピュータでも動作します。
- Webサーバ
管理サーバとWebコンソール/コマンドラインを接続し処理の受け渡しを行います。
- 管理サーバ
コンピュータの管理を行い,Webコンソールからの指示によりコンピュータへ処理を実行します。
- データベースサーバ
管理サーバの構成情報を,データベースを使用して管理します。
- Webコンソール
管理サーバが管理しているコンピュータの状況確認や,コンピュータへの処理を実行します。
- コマンドライン
コマンドの実行を行うことにより,管理サーバが管理しているコンピュータの状況確認や,コンピュータへの処理を実行します。
管理サーバにはインストールは不要です(管理サーバ for DPMをインストールする際,同時にインストールされます)。
- イメージビルダー(リモートコンソール)用コンピュータ
OSなどのイメージファイルを作成し管理サーバへ送るツールです。
管理サーバにはインストールは不要です(管理サーバ for DPMをインストールする際,同時にインストールされます)。
- コンピュータ
DPMによって管理されるコンピュータです。
管理するコンピュータの情報を取得するためにクライアントサービス for DPMのインストールが必要です。DPMを使用してOSインストールを行ったコンピュータには自動的にインストールされます(HA8000へRed Hat Enterprise Linuxをインストールする場合を除く)。
- 【注意!】
- リモートコンソールソフト(リモートデスクトップ,ターミナルサービス等)を用いたインストールや操作はサポートしておりません。リモート操作は,製品に含まれるWebコンソール,イメージビルダー(リモートコンソール),コマンドライン for DPMを使用して行ってください。
DPMをインストールする前に必要な設定について以下に説明します。セットアップを始める前によくお読みください。
- <この節の構成>
- 1.1.1 Webサーバ for DPMの設定について
- 1.1.2 データベースの設定について
- 1.1.3 管理サーバ for DPMの設定について
- 1.1.4 Webコンソールの設定について
- 1.1.5 DPMで管理対象となるコンピュータの設定について
- 1.1.6 イメージビルダー(リモートコンソール)用コンピュータの設定について
- 1.1.7 コマンドライン用コンピュータの設定について
- 1.1.8 ネットワーク環境の設定について
- 1.1.9 インストールの準備
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