Control Managerで使用するDBのバックアップを作成するために，次のコマンドが用意されています。

形式

CMDBBackup
              DB格納先ディレクトリ名（絶対パス）
              バックアップファイル名（絶対パス）
              バックアップ実行結果ファイル名（絶対パス）

機能

DBのバックアップファイルを作成します。

引数

DB格納先ディレクトリ名（絶対パス）

インストール時に指定するDB格納先ディレクトリ名を絶対パスで指定します。空白を含む場合は，絶対パス全体を「"」で囲んでください。

バックアップファイル名（絶対パス）

DBのバックアップデータを格納するファイル名を絶対パスで指定します。空白を含む場合は，絶対パス全体を「"」で囲んでください。

バックアップ実行結果ファイル名（絶対パス）

バックアップの実行結果を格納するファイル名を絶対パスで指定します。空白を含む場合は，絶対パス全体を「"」で囲んでください。

出力例

C:\Documents and Settings\Administrator>cmdbbackup "c:\program files\hitachi\db_ sc0\area" "c:\temp\backup002" "c:\temp\backup002.txt" 4744 08:51:46 unt1 _rdm KFPS01841-I HiRDB unit unt1 terminated. mode = NORM AL 4744 08:51:46 unt1 _rdm KFPS01850-I HiRDB system terminated. mode = NORMAL 9420 08:52:21 unt1 _rdm KFPS05110-I HiRDB unit unt1 initialization process complete 9420 08:52:21 unt1 _rdm KFPS05219-I HiRDB initialization process complete; only for pdrstr and pdcopy 5040 08:52:34 unt1 _pd0copy KFPR00754-I Pdcopy started 4732 08:52:38 unt1 0bcpy00 KFPR26109-I Backup completed, file=c:/temp/backup00 2 5040 08:52:34 unt1 _pd0copy KFPR26022-I Output result of pdcopy to c:/temp/back up002.txt 5040 08:52:38 unt1 _pd0copy KFPR00756-I Pdcopy terminated, return code=0 ========================================================================== ＤＢのバックアップが正常終了しました。 ========================================================================== 9420 08:52:38 unt1 _rdm KFPS01841-I HiRDB unit unt1 terminated. mode = NORM AL 9420 08:52:38 unt1 _rdm KFPS01850-I HiRDB system terminated. mode = NORMAL 3804 08:53:27 unt1 _rdm KFPS05210-I HiRDB system initialization process com plete

注意事項

• このコマンドを実行する前に，Control Managerのサービス（表示名：Hitachi Control Manager）を停止してください。またバックアップの実行が完了したあとで，Control Managerのサービスを再実行してください。
• このコマンドは，クラスタ構成には対応していません。
• コマンド実行時に途中でキャンセルしないでください。エラーが発生する場合があります。
• コマンドの実行中にエラーメッセージが表示される場合がありますが，「ＤＢバックアップが正常終了しました。」と表示されれば問題ありません。エラーメッセージは無視してください。