JP1/ServerConductor/Control Manager

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9.1 DPMとControl Managerとの連携の仕組み

DPMは,JP1/ServerConductorで構成した複数の管理対象サーバに対してデプロイメント制御ができるソフトウェアです。管理対象サーバに対してOSやソフトウェアをインストールしたり,サービスパックを適用したりできます。また,障害対策として,ハードディスクのディスクイメージをバックアップし,必要に応じてディスクイメージをリストアしたりもできます。

DPMでは,上記のデプロイ操作の手順を「DPMシナリオ」と呼ばれるファイルに記述しておきます。DPMからDPMシナリオを実行するだけで,複雑なデプロイ操作を自動的に実行できます。

注※
マニュアル「JP1/ServerConductor/Deployment Manager」では「シナリオ」と表記していますが,このマニュアルでは「DPMシナリオ」と呼びます。

 

ここでは,DPMと連携したデプロイメント制御の流れについて説明します。また,SANブート構成のシステムに対してDPMシナリオを実行する場合の制御の流れについて説明します。

注意事項
LPARモードの物理パーティションに対してはデプロイメント制御ができません。
<この節の構成>
9.1.1 DPMと連携したデプロイメント制御
9.1.2 SANブート構成のシステムに対するDPMシナリオの実行