JP1/ServerConductor/Control Manager

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8.3.2 サーバパック(リソースパック)を指定して表示する

JP1/IM - Viewでリソースパックを指定してControl ManagerのWebコンソールを起動した場合,指定したリソースパックに登録されているサーバの一覧が表示されます。

リソースパックとは,ユーザーの業務に合わせてユーザーの資源(サーバ,ディスク,ネットワーク装置)を割り当てるJP1/IM - CMの機能です。Control Managerではリソースパックで管理する資源のうちサーバだけを管理の対象とするので,リソースパックと区別してサーバパックと呼んでいます。

ユーザーは,JP1/IM - Viewからリソースパックの割り当てを実行します。JP1/IM - Viewでリソースパックの割り当てが実行されると,JP1/IM - CMはControl Managerに対して,リソースパック情報をサーバパックとして設定するよう指示を出します。これを受けて,Control Managerは管理対象サーバに対してサーバパック割り当てを実行します。

注意事項
JP1/IM - Viewでリソースパックの割り当てを実行したあとでも,Control Managerでのサーバパックの割り当てが完了していない場合は,JP1/IM - Viewからサーバパックを指定してControl Managerのサーバパック情報を表示することはできません。

リソースパックの詳細な説明は,マニュアル「JP1/Integrated Management - Central Information Master システム構築・運用ガイド」または「JP1/Integrated Manager - Central Information Master システム構築・運用ガイド」を参照してください。

JP1/IM - Viewでリソースパックを指定してからControl ManagerのWebコンソールを起動した場合,次に示す画面が表示されます。

図8-4 メインウィンドウ(JP1/IM - Viewでリソースパックを指定した場合に表示される画面)

[図データ]

BladeServerの場合はサーバ一覧のスロットIDを,Serverの場合はホスト名をそれぞれクリックすると,サーバモジュールスロットの詳細情報が次のように表示されます。

図8-5 メインウィンドウ(JP1/IM - Viewでリソースパックを指定した場合のサーバモジュールスロット情報表示)

[図データ]

サーバに対して実行できるメニューの詳細は,「5.4 詳細メニューの実行」を参照してください。

注意事項
JP1/IM - CMと連携する場合,Control Managerの管理対象サーバとして同じホスト名のサーバを複数登録すると,JP1/IM - CMで情報収集ができなくなります。
また,同じホスト名のサーバを複数登録していない場合でも,N+1グループの現用系/予備系の情報の一部がControl Managerに登録されていない状態で,N+1コールドスタンバイの手動切り替え/復帰を実行すると,Control Managerの管理情報が一致しなくなります。この場合も,JP1/IM - CMで情報を収集できなくなるので注意してください。Control Managerの管理情報が一致しない場合は,管理情報を正しく登録し直してください。管理情報の再登録については「6.1.3 管理対象サーバの情報の再取得」を参照してください。