JP1/NETM/Audit
機能
admexportコマンドで出力した監査ログのバックアップファイルを監査ログ管理データベースにインポートして,監査ログを閲覧できるようにします。Administrator権限を持つユーザで実行してください。
なお,admexportコマンドで-vオプションを指定し,バックアップファイルを出力した場合は,データ内容が改ざんされていないかどうかを確認します。データ内容が改ざんされている場合は,インポートできません。
形式
admimport△-i△入力ファイル名
コマンドを実行できるサーバ
- JP1/NETM/Audit - Managerをインストールしたサーバ
格納先フォルダ
JP1/NETM/Audit - Managerのインストール先フォルダ\bin
引数
-i△入力ファイル名
監査ログのバックアップファイル名をフルパスで指定します。ローカルディスク上のパスを指定してください。ネットワークドライブ上のフォルダからは監査ログのバックアップファイルをインポートできません。
注意事項
- このコマンドを実行する前にJP1/NETM/Audit - Managerのサービスを停止してください。JP1/NETM/Audit - Managerのサービスの動作中にコマンドを実行した場合,サービス動作中を示すメッセージが表示され,コマンドの実行は中断されます。停止するサービスの詳細は「5.7.2 サービスを停止する」を参照してください。
- JP1/NETM/Audit - Managerのインストール時の設定によっては,データベースのパスワード入力が要求されることがあります。パスワードに誤りがある場合は,メッセージが表示され,コマンドの実行は中断されます。
- インポートするファイルのデータが改ざんされていたり,バージョンが08-11以前のJP1/NETM/Audit - Managerで取得した監査ログのバックアップファイルをインポートしたりする場合,インポートを実行してもよいかどうかを確認するメッセージが表示されます。インポートを実行する場合は,Yまたはyを指定してください。インポートを中断する場合は,Nまたはnを指定してください。
- 監査ログのバックアップファイルを定期的にインポートする場合は,インポートの完了後,データベースのバックアップを取得することをお勧めします。データベースのバックアップの取得方法については「10.1.3 データベースのバックアップ」を参照してください。
戻り値
戻り値 説明 0 コマンドの処理が正常に終了しました。 1 コマンド引数の指定に誤りがあります。 2 コマンドの実行権限がありません。 3 同一マシン上で,すでにほかのデータベース管理コマンドが実行されています。 4 ユーザによってコマンドが中断されました。 6 JP1/NETM/Audit - Managerのサービスが動作しています。 7 データベースのパスワードの指定に誤りがあります。 8 バックアップファイルが改ざんされています。 99 その他のエラーが発生しました。
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