JP1/NETM/Audit
共有ディスク上に出力される監査ログを収集する場合は,実行系サーバと待機系サーバの両方で,admhasetupコマンドを実行して論理ホスト環境を設定します。このコマンドを実行することで,共有ディスク上の監査ログを収集する場合に必要となるサービス,およびフェールオーバー時に情報を引き継ぐために使用する共有ディレクトリが作成されます。また,複数の論理ホストが存在し,それぞれの共有ディスク上の監査ログを収集する場合は,各論理ホストにセットアップを実行します。コマンド実行例を次に示します。
admhasetup△-h△論理ホスト名△-c△online△-r△共有ディレクトリ実行系サーバで論理ホストの環境を設定する場合は「-c△online」,待機系サーバで論理ホストの環境を設定する場合は「-c△standby」を指定してください。
共有ディレクトリは,共有ディスク上のディレクトリをフルパスで指定してください。また,実行系サーバと待機系サーバで同じディレクトリを指定してください。
admhasetupコマンドの詳細については「12. コマンド」の「admhasetup(論理ホスト環境の作成)」を参照してください。
- 注意
- 実行系サーバの環境設定は共有ディスクを実行系に切り替えてから,待機系サーバの環境設定は共有ディスクを待機系に切り替えてから実施してください。
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