JP1 Version 8 JP1/NETM/DM 構築ガイド (Windows(R)用)
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7.3.1 Embedded RDBの環境設定
(1) 運用開始後のホスト名の変更
運用開始後に,OSのホスト名を変更するときの手順を次に示します。JP1/NETM/DMおよびEmbedded RDBを終了させてから,ホスト名を変更します。
- リモートインストールマネージャを停止する。
- [コントロールパネル]の[管理ツール]−[サービス]で,「Remote Install Server」サービスを停止する。
- JP1/NETM/DMのデータベースにアクセスしている製品を停止する。
例えば,JP1/NETM/Asset Information ManagerからJP1/NETM/DMのデータベースにアクセスしている場合,JP1/NETM/Asset Information Managerのサービス,コマンド,タスクなどをすべて停止します。
- JP1/NETM/DMのインストールディレクトリ\BINに格納されているnetmdb_stop.batコマンドを実行してデータベースを停止する。
- JP1/NETM/DMのインストールディレクトリ\NETMDB\confに格納されているpdsysファイルをテキストエディタで開く。
- 「pdunit -x 変更前ホスト名 -u unt1 -d "JP1/NETM/DMのインストールディレクトリ\NETMDB"」の「変更前ホスト名」を変更する。
- JP1/NETM/DMのインストールディレクトリ\NETMDB\confに格納されているpdutsysファイルをテキストエディタで開く。
- 「set pd_hostname = 変更前ホスト名」がある場合は「変更前ホスト名」を変更する。
- JP1/NETM/DMのインストールディレクトリ\NETMDB\conf\embに格納されている次の五つのファイルをテキストエディタで開く。
- HiRDB.iniファイル
- reload.batファイル
- reorganization_al.batファイル
- reorganization_tb.batファイル
- unload.batファイル
- 「PDHOST=変更前ホスト名」の「変更前ホスト名」を変更する。
- OSのホスト名を変更する。
- OSを再起動する。
(2) 運用開始後にホスト名を変更するときの注意事項
運用を開始後にホスト名を変更するときの注意事項を次に示します。
- ホスト名の指定方法は,「8.1.2 JP1/NETM/DMでのホスト名の付け方」を参照してください。
- 次のどれかのジョブがある場合は,これらのジョブを削除し,削除完了したことを確認してからホスト名を変更してください。
- 実行状態が正常終了またはエラー終了していないジョブ
- 「クライアントユーザによるインストール」ジョブ
- 定期的にインベントリ情報を取得するジョブ
これらのジョブを削除しないでホスト名を変更すると,実行中のジョブが止まったり,下位システムのジョブを連携して削除できなくなったりします。
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