リストアした資産管理データベースの再編成を実行するjamemb_reorganization.batの機能,形式,オプション,戻り値,コマンド実行時の注意事項および実行例について説明します。
jamemb_reorganization.batは次のフォルダに格納されています。
Asset Information Managerのインストールフォルダ\exe
再編成に失敗した場合は,資産管理データベースが使用できなくなります。バックアップしたデータをリストアして資産管理データベースを復旧してください。
資産管理データベースを再編成します。
jamemb_reorganization.bat ポート番号 ユーザID パスワード -o 結果ファイルのパス [-y]
- ポート番号
- ポート番号には,Asset Information Managerのインストール時に指定したデータベース接続用のポート番号を指定してください。設定したポート番号は,Asset Information Managerのインストールフォルダ\aimdb\conf\embに格納されているHiRDB.iniファイルのPDNAMEPORTで確認できます。このオプションは必ず指定してください。
- ユーザID,パスワード
- [サーバセットアップ]ダイアログの「データベース情報」の「ログインID」で指定した値を指定してください。このオプションは必ず指定してください。
- -o 結果ファイルのパス
- 実行結果を出力するファイルをフルパスで指定します。このオプションは必ず指定してください。
- -y
- このオプションを指定すると,再編成の実行前にキー応答を待たないで実行を開始します。
- このオプションを指定しないとキー応答待ちになります。このとき,実行を中止したい場合は,[Ctrl]+[C]を押してください。
次の戻り値を返します。
戻り値 |
内容 |
0 |
正常終了。結果ファイルを参照して再編成の詳細を確認できます。 |
11 |
オプションの書式に誤りがあります。 |
101以上 |
そのほかのエラーで終了しました。 |
(e) コマンド実行時の注意事項
- jamemb_reorganization.batを実行する前に,Asset Information Managerのサービスを次に示す順で停止してください。
- World Wide Web Publishing ServiceまたはWorld Wide Web Publishing
- Asset Information Synchronous Service
- JP1/NETM/Client Security Control - Manager(JP1/NETM/CSCと連携している場合)
また,jamemb_reorganization.batを実行したあとにAsset Information Managerを使用するときは,停止時と逆の順でサービスを起動してください。
- Administrators権限を持つユーザでjamemb_reorganization.batを実行してください。
jamemb_reorganization.bat 30010 admin admin -o C:\temp\backup\kekka.log -y
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