JP1 Version 8 JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド
(1) 「SQL発行時にエラーが発生しました。(netmdm_monitoring_security:15)」といったメッセージがログに出力される
操作ログの参照先であるJP1/NETM/DMのデータベースのバージョンが古い可能性があります。
JP1/NETM/DMのデータベースを08-00以降にバージョンアップしてください。
(2) JP1/NETM/DMではプログラム起動履歴およびウィンドウタイトル変更履歴を参照できるが,タスク「操作履歴の取込み」を実行してもプログラム起動履歴およびウィンドウタイトル変更履歴を取得できない
タスク「操作履歴の取込み」を実行して取得される操作ログは,業務メニュー「プログラム起動履歴」,「ウィンドウタイトル変更履歴」からだけ参照できます。業務メニュー「操作ログ一覧」および「操作ログ集計」からは参照できません。
- ファイルがJP1/NETM/DMの操作履歴退避ディレクトリに格納されている可能性があります。オプション「-s BACKUP=YES」を指定して,タスク「操作履歴の取込み」を実行してください。
- プログラム起動履歴およびウィンドウタイトル変更履歴の取得時に使用する値(ハードウェア資産情報の「DM操作履歴ファイル終端日時」,「DM操作履歴エントリ番号」,「DM操作履歴ファイル先頭日時」)が,JP1/NETM/DMの操作履歴格納ディレクトリ(操作履歴退避ディレクトリを含む)のファイルに存在しない可能性があります。
取得するプログラム起動履歴およびウィンドウタイトル変更履歴の開始日付オプション「-s STARTDATE=yyyymmdd」を指定して,再度実行してください。このとき,yyyymmddにはJP1/NETM/DMでプログラム起動履歴およびウィンドウタイトル変更履歴の取得を開始する前の日付(例えば,20000101など)を指定してください。
(3) 「検索条件のカラム名が無効です。(netmdm_monitoring_security)」といったメッセージがログに出力される
JP1/NETM/DMのデータベースのバージョンが08-50より前の場合に,操作ログ一覧画面で次のどれかの条件で検索すると,このメッセージが表示されます。
- 「表示するログ」で「ファイル操作」を選択し,「種別」で「印刷」,「印刷抑止」または「印刷抑止解除」を指定する。
- 「表示するログ」で「ファイル操作」を選択し,「ドキュメント名(JP1/NETM/DM)」を指定する。
- 「表示するログ」で「Webアクセス」を選択する。
- 「表示するログ」で「外部メディア操作」を選択する。
これらの検索条件の指定を解除してください。
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