JP1 Version 8 JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド
(1) ログイン画面が表示されない
- Asset Information Managerのインストール後にMicrosoft Internet Information Servicesをインストールした可能性があります。
Microsoft Internet Information Servicesのインストール後,再度Asset Information Managerをインストールしてください。
- World Wide Web Publishing ServiceまたはWorld Wide Web Publishingが起動していない可能性があります。World Wide Web Publishing ServiceまたはWorld Wide Web Publishingが起動しているかどうかを確認してください。
- Microsoft Internet Explorerの設定で,「アクティブスクリプト」が「無効にする」になっている可能性があります。インターネットオプションの「セキュリティ」タブで,[レベルのカスタマイズ]ボタンをクリックすると表示される[セキュリティの設定]ダイアログの「アクティブスクリプト」の設定を確認してください。
- Windows Server 2008またはWindows Server 2003を資産管理サーバとして使用している場合,Asset Information Managerをインストールすると作成されるjp1assetという名前のWebサービス拡張を誤って削除してしまった可能性があります。jp1assetという名前のWebサービス拡張がないときは,再度作成してください。Webサービス拡張の作成方法については,「11.5.5 Webサービス拡張「jp1asset」の再作成」を参照してください。
(2) 「サーバが起動中のためしばらくしてからログインしてください。」といったメッセージが出力され,しばらくしても同じ状態のままである
Microsoft SQL Serverの場合,データソースを「ユーザDSN」で作成している可能性があります。データソースを「システムDSN」で作成してください。
(3) ログイン画面が表示されるが,ログインできない
- 資産管理サーバが資産管理データベースと接続できていない可能性があります。データベースの接続に必要なデータソースまたはネット・サービスの作成については,「5.5 データソースまたはネット・サービスの作成」を参照してください。
- Microsoft Internet Explorerの設定で,「セッションごとのCookieの使用許可」または「暗号化されていないフォームデータの送信」が,「無効にする」になっている可能性があります。インターネットオプションで,「セッションごとのCookieの使用許可」または「暗号化されていないフォームデータの送信」の設定を確認してください。
- Embedded RDBの場合,資産管理データベースが作成されていない可能性があります。
必ず,事前に[サーバセットアップ]ダイアログを起動して,「データベース情報」の「ログインID」と「パスワード」を入力して,[OK]ボタンをクリックしてください。ログインIDやサービス名は,予約語を避けるようにしてください。予約語はAsset Information Managerのインストールフォルダに格納されているRESWORDS.TXTを参照してください。そのあとで,資産管理データベースを作成してください。
(4) ユーザ認証に失敗する
- ユーザIDおよびパスワードが登録されていない可能性があります。ユーザIDおよびパスワードを登録してください。
- ユーザIDおよびパスワードの入力ミスの可能性があります。正しいユーザIDおよびパスワードを入力してください。
(5) 「製品バージョンとデータベースバージョンが異なるため,ログインに失敗しました。」といったメッセージが出力される
資産管理データベースを移行していない可能性があります。資産管理データベースをアップグレードしてください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2008, Hitachi, Ltd.