JP1 Version 8 JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド
資産管理データベースの作成時に想定されるトラブルと,その主な要因および対処を次に示します。
[サーバセットアップ]ダイアログでの設定が実行されていない可能性があります。[サーバセットアップ]ダイアログで設定を実行してください。
logフォルダに次のような内容のASTCIM.LOGファイル,またはASTMES.LOGファイルが出力されます。
これは,[サーバセットアップ]ダイアログの「データベース情報」の「サービス名」が正しく設定されていない可能性があります。
データベース接続の設定を確認してください。また,[サーバセットアップ]ダイアログの「データベース情報」の「サービス名」に,データソースまたはネット・サービスの作成で指定したデータソース名(Microsoft SQL Serverの場合),資産管理データベースを初回に作成したときにサーバセットアップで指定したサービス名(Embedded RDBの場合),またはネット・サービス名(ORACLEの場合)を指定してください。
logフォルダに次のような内容のASTMES.LOGファイルが出力されます。
次に示す内容を確認してください。
logフォルダに次のような内容のASTCIM.LOGファイル,またはASTMES.LOGファイルが出力されます。
これは,[サーバセットアップ]ダイアログの「データベース情報」の「ログインID」とパスワードが正しく設定されていない可能性があります。[サーバセットアップ]ダイアログの「データベース情報」の「ログインID」とパスワードを正しく設定してください。
すでにデータベースが作成されている可能性があります。
資産管理データベースの作成を一度実行したあとで再度実行した場合にこのメッセージが出力されますが,データベースに影響はありません。テーブルを再作成する場合は,テーブルおよびビューをすべて削除してから,資産管理データベースの作成を実行してください。
データベース作成時に指定したEmbedded RDBの容量が満杯になっている可能性があります。
Asset Information Managerをいったんアンインストールしてから再度インストールしてください。インストールするディスクには,インストール時に設定したデータベース容量に加えて,Embedded RDBが自動的に割り当てる管理領域分の容量が必要です。管理領域の容量はリリースノートを参照してください。
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