この節では,案件を処理する際の各作業者の画面(案件画面)を,定義する方法について説明します。
案件を処理する際の各作業者の画面は,Form Designerで定義します。Form Designerは,Flow Designerで定義された管理ノードの「案件画面」アイコン()を選択して,[編集]ボタンをクリックすると表示されます。
状態が「公開」または「公開停止」の案件をFlow Designerから表示した場合は,定義内容を編集できません。
- 案件画面を定義する順番
- 案件画面は,Flow Designerで定義した左端の管理ノードから定義します。左端の管理ノードの案件画面は,案件を作成する作業者の画面で,それ以外の管理ノードの案件画面を定義する際のテンプレートとなります。これによって,効率良く案件画面を定義できます。
- 左端の管理ノードの案件画面に定義した項目は,それ以降すべての管理ノードの案件画面に引き継がれますが,途中の管理ノードで項目を追加した場合は,それ以降の管理ノードには引き継がれません。
- そのため,基本的に,左端の管理ノードの案件画面には,その案件で使用する項目をすべて定義しておきます。作業者によって必要ない場合は,その項目を非表示に設定しておくことができます。
- 注意事項
- Form Designerを編集可能な状態で表示している間は,セッションは切断されません([サーバセットアップ]ダイアログの「セッション情報」の「無通信監視時間」での設定が適用されません)。そのため,使用していない場合は,Form Designerを閉じてください。
- <この節の構成>
- 10.4.1 Form Designerの各部の名称と使い方
- 10.4.2 ウィンドウを定義する
- 10.4.3 オブジェクトを挿入する
- 10.4.4 オブジェクトのスタイルや位置をそろえる
- 10.4.5 案件画面の定義例
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