JP1 Version 8 JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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6.2.3 Network Node Managerで資産情報を参照するための設定

Network Node Managerと連携して,Network Node Managerのネットワークプレゼンタまたはノード・サブマップから,ノードの機器の詳細情報を参照するために必要な作業の流れを次に示します。

  1. Network Node Managerとの連携に必要な項目の設定
    セットアップ時に[サーバセットアップ]ダイアログで,次の項目を設定します。
    • Network Node Managerのネットワークプレゼンタと接続するための「オープンマップ名」,「接続先サーバ名」の設定
    • ログイン画面に「次回以降は自動的にログインする」というチェックボックスを表示するかどうかの設定
    • 自動ログインに使用するユーザIDおよびパスワードの有効期限の設定
    [サーバセットアップ]ダイアログでの設定方法については,「5.3.8 NNM連携の設定」を参照してください。
  2. 設定ファイルのコピー
    Network Node Managerから機器の詳細情報を参照するために必要な設定です。
    Information ViewerをインストールしたあとにNetwork Node Managerをインストールした場合は,所定のフォルダに設定ファイルをコピーします。設定ファイルをコピーする手順については,「6.2.4 設定ファイルのコピー」を参照してください。
  3. 自動ログインの設定
    Asset Information Managerの業務メニュー「ユーザ組織管理」で,連携用に用意されているユーザのパスワードをあらかじめ設定しておくと,ネットワークプレゼンタまたはノード・サブマップから,Asset Information Managerで管理する機器の詳細情報を参照する際に,ユーザIDおよびパスワードの指定を省略して自動的にログインできます。
    Network Node Managerとの連携用には,ユーザID「JP1_NNM」,ユーザ名「ネットワーク管理者」が用意されています。
    パスワードの設定方法については,マニュアル「運用ガイド」の「4.1 ユーザと組織の情報を変更する(ユーザ組織管理)」を参照してください。
    自動ログインの設定を取り消すには
    いったんパスワードを設定したあとに,自動ログインの設定を取り消すには,設定したユーザを削除するか,またはjamimport(インポート)コマンドでのインポートで,パスワードを空白に更新してください。
    jamimportコマンドでのインポートの詳細については,「7.1.1(3) jamimportコマンドでのインポートの流れ」を参照してください。