JP1/NETM/DMのディレクトリ情報のうち,部署情報だけを取得するか,部署情報に加えてユーザ情報も取得するかを選択できます。
取得する情報は,JP1/NETM/DMがサンプルとして提供している定義ファイル(マップファイル)で説明すると,「OU ou 名前」に定義されている部署情報,および「USR cn フルネーム」に定義されているユーザ情報です。
取得する情報は,「タスク」タブの「実行するファイル名」で,ファイル名のあとに次の形式で指定します。
- 形式
- -s OPT=処理内容の種別
-
- 処理内容の種別は,次のどちらかを半角数字で指定します。
- 1:JP1/NETM/DMのディレクトリ情報のうち,部署情報だけを取得する(デフォルト)。
取得した部署情報を,部署情報(GroupInfo)として作成します。
- 2:JP1/NETM/DMのディレクトリ情報のうち,部署情報およびユーザ情報を取得し,資産情報に引き当てる。
取得した部署情報を,部署情報(GroupInfo)として作成したあと,管理項目「資産情報.部署」に引き当てます。
また,取得したユーザ情報を,管理項目「資産情報.ユーザ名」に引き当てます。ただし,ユーザ管理情報(UserInfo)としては作成されません。
- 指定例
- "C:\jp1asset\exe\jamscript.exe"
- -f "C:\jp1asset\scriptbatch\DMDirectory.txt"
- -s OPT=1
-
- 「C:\jp1asset」はAsset Information Managerのインストールフォルダを示しています。
- 注意事項
- JP1/NETM/DMのディレクトリ情報から部署情報を取得する際,同一名称の部署が同一の階層に複数存在する場合,そのうちの一つを取り込みます。
- 資産管理データベースの部署情報の「部署名」および「ADGUID」で引き当たらなかった場合,部署情報が新規登録されます。このとき,「部署ID」は自動採番され,「部署(英名)」および「部署名(英名)」には「部署ID」の値が設定されます。
- JP1/NETM/DMのディレクトリ情報からユーザ情報を取得する場合,「ユーザ名(英名)」は引き当てられません。
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