JP1 Version 8 JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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2.1 管理対象の検討

Asset Information Managerを使用した資産管理システムを設計するに当たって,まず資産管理システムでの管理対象を検討します。Asset Information Managerでは,機器,ソフトウェアおよび操作ログを管理できます。

この節では,各管理対象について,どのような情報を管理できるかを説明します。

管理対象の情報を検討するに当たって
管理対象の主な情報は,JP1/NETM/DMと連携することで取得できます。
JP1/NETM/DMで収集した情報を資産管理データベースに取り込んで利用する場合は,JP1/NETM/DM側で収集している情報を基に,資産管理データベースで管理する対象を検討してください。JP1/NETM/DMから取得できる情報の詳細については,「12.1 JP1/NETM/DMから取得できるインベントリ情報」および「12.2 JP1/NETM/DMから取得できる操作ログ」を参照してください。
JP1/NETM/DMで収集していない情報,およびJP1/NETM/DM以外の情報を資産管理データベースに登録して管理する場合は,CSVファイルをインポートします。資産情報の取得方法については,「3.2 資産情報の取得」を参照してください。

Asset Information Managerでは,サンプルデータをインポートすることで,Asset Information Managerの主要画面を操作しながら資産管理システムの設計を検討できます。データのインポート方法については,「5.11.4 設計用サンプルデータ(JP1/NETM/DM連携)のインポート」を参照してください。

<この節の構成>
2.1.1 機器を管理する
2.1.2 ソフトウェアを管理する
2.1.3 操作ログを管理する