JP1/Performance Management - Analysis
使用する採取ツールを定義します。このファイルを変更した場合は,pamloadtmplコマンドを実行してください。
- <この項の構成>
- (1) 書式
- (2) 定義内容
- (3) 定義例
(1) 書式
[Collect Tool] tool_id=ツールID tool_type={SSO|IS|ESP|PFM} adpt_name=アダプター識別名 tool_servname=ツールサーバ名採取ツールの数だけ,繰り返し定義します。
(2) 定義内容
- Collect Toolセクション
表11-10 Collect Toolセクションの定義内容
キー名 必須 指定する値 tool_id
((1〜99999))○ 採取ツールのIDを指定します。ほかの採取ツールと重複しないIDを指定してください。
採取ツールサーバにJP1/DSSOを使用する場合は,JP1/DSSOとJP1/DSSOが接続するJP1/SSOに異なるIDを指定し,別々の採取ツールサーバとして定義してください。tool_type
((SSO,IS,ESP,PFM))○ 採取ツールの種類を指定します。
採取ツールサーバがJP1/DSSOの場合,採取ツールの種類はJP1/SSOと同じように扱われるため,「SSO」を指定してください。adpt_name
((31バイト以内の英数字および半角の「(」「)」(丸括弧),「-」(ハイフン),「_」(アンダーバー)))○ 採取ツールに接続するアダプターの識別名称を指定します。
- 採取ツールがJP1/SSOの場合
- PFM - Analysis Adaptor動作条件定義ファイル(paa.conf)のssoadpt_nameに指定した識別名称を指定します。
- 採取ツールがVPISの場合
- JP1/Performance - AnalysisのJP1/PA - Adaptor動作条件定義ファイル(paa.conf)のisadpt_nameに指定した識別名称を指定します。マニュアル「JP1/Performance Analysis」を参照。
- 採取ツールがESPの場合
- JP1/ESPの定義ファイルに指定した識別名称を指定します。
- 採取ツールがPFMの場合
- PFM - Analysis Adaptor動作条件定義ファイル(paa.conf)のpfmadpt_nameに指定した識別名称を指定します。
- 識別名称は,すべての採取ツールでユニークな値を設定してください。なお,採取ツールサーバがJP1/DSSOの場合は,JP1/DSSOが接続するJP1/SSOと同じ識別名称を指定してください。
tool_servname ○※ 採取ツールがJP1/SSOの場合,採取ツールのホスト名またはIPアドレスを指定します。PFM - Analysis Adaptorで認識できるホスト名またはIPアドレスを指定してください。なお,ローカルループバックアドレス(127.0.0.1および対応するホスト名)は使用しないでください。
採取ツールサーバがJP1/DSSOの場合,JP1/DSSOのホスト名またはIPアドレスを指定してください。指定できるホスト名またはIPアドレスの条件は,JP1/SSOの場合と同じです。
- (凡例)
- ○:必須項目
- 注※
- 採取ツールがJP1/SSOの場合に必須です。JP1/ESPやVPIS,PFMを採取ツールにしている場合,値は省略してください。なお,省略する場合でも,キー名と「=(イコール)」は必ず記述してください。
(3) 定義例
採取ツール定義ファイルの定義例を次に示します。この定義例では,採取ツールとしてJP1/SSO,JP1/ESP,VPISを各一つずつ,PFMを二つ使用することを定義しています。
[Collect Tool] tool_id=1001 tool_type=SSO adpt_name=SSO_01 tool_servname=ssohost tool_id=1002 tool_type=ESP adpt_name=ESP_01 tool_servname= tool_id=1003 tool_type=IS adpt_name=IS_01 tool_servname= tool_id=1004 tool_type=PFM adpt_name=PFM_01 tool_servname= tool_id=1005 tool_type=PFM adpt_name=PFM_02 tool_servname=
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