JP1/Performance Management リファレンス

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4.2.1 メッセージの出力形式

PFM - Manager,PFM - Web Consoleおよびヘルスチェックエージェントが出力するメッセージの形式を説明します。メッセージは,メッセージIDとそれに続くメッセージテキストで構成されます。形式を次に示します。

<この項の構成>
(1) PFM - Managerが出力するメッセージ
(2) PFM - Web Consoleが出力するメッセージ
(3) ヘルスチェックエージェントが出力するメッセージ

(1) PFM - Managerが出力するメッセージ

 
KAVEnnnnn-Y  メッセージテキスト
 

メッセージIDは,次の内容を示しています。

K
システム識別子を示します。

AVE
PFM - Managerのメッセージであることを示します。

nnnnn
メッセージの通し番号を示します。PFM - Managerのメッセージ番号は,「00001」〜「09999」です。

Y
メッセージの種類を示します。
  • E:エラー
    処理は中断されます。
  • W:警告
    メッセージ出力後,処理は続けられます。
  • I:情報
    ユーザーに情報を知らせます。
  • Q:応答
    ユーザーに応答を促します。

メッセージの種類とsyslogのpriorityレベルとの対応を次に示します。

-E
  • レベル:LOG_ERR
  • 意味:エラーメッセージ。

-W
  • レベル:LOG_WARNING
  • 意味:警告メッセージ。

-I
  • レベル:LOG_INFO
  • 意味:付加情報メッセージ。

-Q
(出力されない)

メッセージの種類とWindowsイベントログの種類との対応を次に示します。

-E
  • レベル:エラー
  • 意味:エラーメッセージ。

-W
  • レベル:警告
  • 意味:警告メッセージ。

-I
  • レベル:情報
  • 意味:付加情報メッセージ。

-Q
(出力されない)

(2) PFM - Web Consoleが出力するメッセージ

 
KAVJxmnnn-z  メッセージテキスト
 

メッセージIDは,次の内容を示しています。

KAVJ
PFM - Web Consoleのメッセージであることを示します。

x
メッセージに出力されるパッケージIDを示します。パッケージIDを次の表に示します。
パッケージID パッケージ名 内容
A app アプリケーション
C cache 情報保持
D draw Drawモジュール
E export CSVエクスポート
F form アクション・フォームBean
H desc Descriptionモジュール
I init 初期化
J jsp JSP
K cmd コマンド
L logging ロギング
S servlets サーブレット
T tools ツール
V vsa ViewServerAccess
Z 共通 パッケージに依存しないPFM - Web Console共通

m
メッセージ種別を示します。
  • 0〜4:エラー(E)
  • 5〜7:情報(I)
  • 8:応答(Q)
  • 9:処理中(K)

nnn
メッセージの通し番号を示します。PFM - Web Consoleのメッセージ番号は,「000」〜「999」です。

z
メッセージ種別をアルファベットで示します。
  • E:エラー(トレースレベル Fatal)
    処理は中断されます。
  • I:情報(トレースレベル Warn)
    ユーザーに情報を知らせます。
  • Q:応答(トレースレベル Warn)
    ユーザーに応答を促します。
  • K:処理中(トレースレベル Warn)
    メッセージ出力後,処理は続けられます。

(3) ヘルスチェックエージェントが出力するメッセージ

 
KAVLnnnnn-Y  メッセージテキスト
 

メッセージIDは,次の内容を示しています。

K
システム識別子を示します。

AVL
ヘルスチェックエージェントのメッセージであることを示します。

nnnnn
メッセージの通し番号を示します。ヘルスチェックエージェントのメッセージ番号は,「15000」〜「15999」です。

Y
メッセージの種類を示します。
  • E:エラー
    処理は中断されます。
  • W:警告
    メッセージ出力後,処理は続けられます。
  • I:情報
    ユーザーに情報を知らせます。

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