JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド
- マネージャージョブネットを表示する場合
マネージャージョブネットを表示するとき,参照先ユニット名としてジョブネット以外のユニットが指定されていると,エラーになります。
- 編集時の更新するタイミング
[ジョブネットエディタ]ウィンドウでの定義変更は,変更した瞬間にJP1/AJS2 - Managerに登録されます(ユニットの位置変更・関連線の編集も含む)。
- 起動条件の編集
起動条件は,仮想的なジョブネットとして通常のジョブネットと同様に編集できます。ただし,次の制限があります。
- 起動条件に使用できるのは,イベントジョブアイコンだけです。
- 定義できるイベントジョブアイコンの数は,最大32個です。
- 保留,およびリカバリー属性は設定できません。
- 関連線を引くことはできません。
- ユニットの選択
操作対象となるユニットは,フォーカスがツリーエリアにある場合は,ツリーエリアで選択されているユニットです。それ以外の場合は,マップエリアで選択されているユニットです。フォーカスがツリーエリア以外にあり,マップエリアでユニットが選択されていない場合,ユニットに対する操作はできません。
- 非同期通信
JP1/AJS2 - Managerのホストと非同期で通信しているため,通信中でも操作できます。ただし,一部の操作では,通信が完了するのを待ってから,操作する必要があります。
- 排他編集モード
排他編集モードは,ユニットの追加や削除・関連設定などのジョブネットの構成を変更するときに必要な排他処理を行います。排他編集モードであっても,該当ジョブネット配下のユニットの定義内容は,ほかのユーザーにより変更することができます。ただし,一つのネストジョブネットやジョブを同時に複数ユーザーで定義編集した場合は,エラーとなります。このため,ネストジョブネット単位に操作者を割り当てるなどして,編集操作が競合しないようにしてください。
- JP1/AJS2 - Viewが稼働しているホストでネットワーク障害が発生したり,ホストが異常停止したりした場合には,JP1/AJS2 - Viewの終了処理が正しく行われないため,JP1/AJS2 - Viewで参照,編集中であったユニットが,一定時間ほかのJP1/AJS2 - Viewあるいはコマンドから削除や変更などができない場合があります(編集できない時間は構成定義情報の"SESSIONTIMEOUT"に設定された値に依存します)。
- 排他編集モードにしていない場合,編集モード選択ボタンで標準ボタン以外を選択したとき,自動的に排他編集モードになります。
- 排他編集モードになった場合,または排他編集中に[ジョブネットエディタ]ウィンドウの表示マップを移動した場合には,JP1/AJS2 - Managerに登録された情報との整合性を保つために,マップエリアのユニット情報が再読み込みされます。
- 排他編集モードになった場合,または排他編集中に[ジョブネットエディタ]ウィンドウの表示マップを移動した場合には,JP1/AJS2 - Managerに登録された情報との整合性を保つために,マップエリアのユニット情報が再読み込みされます。
- 排他編集モードになるとき,JP1/AJS2 - Managerに登録された情報を更新しないようにします。マップエリアに表示中のジョブネットが対象です。
- 排他編集モードで,編集中にエラーが発生したり,JP1/AJS2 - Managerのホストと再接続されたりした場合には,強制的に排他編集モードではなくなります。
- サスペンド状態の排他編集について
- サスペンド状態の排他編集時には次の処理ができません。
・既存ユニットの名称変更
・切り取り
・サスペンド状態でないユニットからサスペンド状態のユニットへの移動(切り取りのあとの貼り付け)
・ホストリンクジョブネット,またはホストリンクジョブネットを含むユニットの追加・削除
・実行中のユニットの,リカバリー属性の変更
・実行中のユニットの削除
- 複数のユニットをコピーして貼り付けた場合に,下位にホストリンクジョブネットを含むユニットがあったときには,KAVV577-Eのエラーメッセージが表示されます。このとき,貼り付け処理が途中までしか実行されないことがあります。
- 複数のユニットをコピーして貼り付けた場合に,下位にホストリンクジョブネットを含むユニットがあったときには,KAVV577-Eのエラーメッセージが表示されます。このとき,貼り付け処理が途中までしか実行されないことがあります。
貼り付け処理が実行されなかったユニットが下位にホストリンクジョブネットを含むかどうか確認したあと,再度コピーをして貼り付け処理を実行してください。
- 複数のユニットを削除する場合に,下位にホストリンクジョブネットを含むユニットや実行中のユニットがあるときには,KAVV577-EやKAVV591-Eのエラーメッセージが表示されます。このとき,削除処理が途中までしか実行されないことがあります。
削除されなかったユニットが下位にホストリンクジョブネットを含むかどうか,または実行中でないかどうか確認したあと,再度削除処理を実行してください。
- [詳細定義 - [Custom Job]]ダイアログボックスの[詳細]ボタンをクリックすると,各カスタムジョブの定義ダイアログボックスが表示されます。その各カスタムジョブの定義ダイアログボックスの[OK]ボタンをクリックした場合,コマンドプロンプトの画面が一瞬表示されますが,動作上は問題ありません。ただし,このコマンドプロンプトの画面を強制的に終了させないでください([X]ボタンをクリックしたり,メニューで[閉じる]を選択したりしないでください)。
- ルートジョブネットをルートジョブネット配下にコピーした場合
スケジュールルールの[上位のジョブネットに依存する]がチェックされた状態になります。スケジュールを設定している場合は,[スケジュールの設定]ダイアログボックスから設定し直してください。
Copyright (C) 2006, 2010, Hitachi, Ltd.
Copyright (C) 2006, 2010, Hitachi Software Engineering Co., Ltd.