JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド

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13.4.35 [詳細定義−[JP1/Cm2状態通知]]ダイアログボックス

[詳細定義−[JP1/Cm2状態通知]]ダイアログボックスでは,JP1/Cm2状態通知の詳細を定義します。

各項目で使用できる文字については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 設計・運用ガイド 5.6.1(2) 使用できる文字の範囲」を参照してください。

このダイアログボックスには,共通する表示項目と次のタブがあります。

<この項の構成>
(1) 共通する表示項目
(2) [定義]タブ
(3) [属性]タブ

(1) 共通する表示項目

共通する表示項目を次の図に示します。

図13-153 [詳細定義−[JP1/Cm2状態通知]]ダイアログボックスの共通の表示項目

[図データ]

共通する表示項目について説明します。

[ユニット名]
ユニット名を30バイト以内の文字列で指定します。デフォルトは「JP1/Cm2状態通知」です。

[コメント]
ユニットのコメントを80バイト以内の文字列で指定します。デフォルトは空白です。

[実行ホスト]
JP1/Cm2状態通知を実行させたいJP1/AJS2 - Manager,またはJP1/AJS2 - Agentのホスト名を255バイト以内の文字列で指定します。デフォルトは空白です。

(2) [定義]タブ

[詳細定義−[JP1/Cm2状態通知]]ダイアログボックスの[定義]タブを次の図に示します。

図13-154 [詳細定義−[JP1/Cm2状態通知]]ダイアログボックスの[定義]タブ

[図データ]

表示項目について説明します。

[状態]
JP1/Cm2/NNMへ通知する状態を選択します。デフォルトは[認識不能]です。選択できる種類を次に示します。
  • [認識不能]
  • [正常域]
  • [注意域]
  • [警戒域]
  • [重要警戒域]
  • [危険域]
  • [制限動作中]
  • [テスト中]
  • [使用不可]

[付加情報]
メッセージに付け加える情報を256バイト以内の文字列で指定します。また,マクロ変数を使用できます。デフォルトは空白です。
指定した文字列にマルチバイト文字を含める場合は,NNMで使用する文字コードと同じ文字コードを使用してください。

[プラットフォーム]
ジョブを実行するプラットフォームを選択します。選択できる種類は,[PC]と[UNIX]です。デフォルトは[PC]です。
  • [PC]
    Windows環境で実行します。
  • [UNIX]
    UNIX環境で実行します。

(3) [属性]タブ

[詳細定義−[JP1/Cm2状態通知]]ダイアログボックスの[属性]タブを次の図に示します。

図13-155 [詳細定義−[JP1/Cm2状態通知]]ダイアログボックスの[属性]タブ

[図データ]

表示項目について説明します。

[保留]
ユニットの状態をあらかじめ保留状態にするかどうかを指定します。指定できる種類は,[しない]と[する]です。デフォルトは[しない]です。

[種別]
ユニットの種別をリカバリーにするかどうかを指定します。指定できる種類は,[通常]と[リカバリ]です。デフォルトは[通常]です。

[実行先サービス]
実行先のサービスを選択します。指定できる種類は,[JP1/AJS2]と[JP1/AJS2 Queueless Agent]です。デフォルトは[JP1/AJS2]です。なお,この項目は接続先JP1/AJS2 - Managerのバージョンが07-00-/C以降の場合に表示されます。

[打ち切り時間指定]
ジョブの実行を打ち切る時間を指定するかどうかを選択します。指定できる種類は,[しない]と[する]です。デフォルトは[しない]です。

[打ち切り時間]
[打ち切り時間指定]で[する]を選択した場合,打ち切り時間を分で指定します。指定できる値は,1〜1,440です。デフォルトは空白です。

[終了遅延監視]
実行所要時間によるジョブの終了遅延監視をするかどうかを指定します。ジョブの終了遅延を監視する場合は[実行所要時間]をチェックします。デフォルトではチェックされていません。
また,[実行所要時間]をチェックした場合は,ジョブの実行所要時間を1〜1,440の範囲内で指定します(単位:分)。
この項目はJP1/AJS2 - Viewのバージョンが08-50以降の場合に表示されます。なお,実行所要時間によるジョブの終了遅延監視の注意事項については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 設計・運用ガイド 8.1.22 ジョブ実行所要時間による終了遅延監視機能に関する注意事項」を参照してください。

[所有者]
ユニットの所有者を31バイト以内の文字列で指定します。デフォルトは,ログインしているJP1ユーザー名です。

[JP1資源グループ]
JP1資源グループ名を63バイト以内の文字列で指定します。指定できる文字は,英数字,および「_(アンダーバー)」です。デフォルトは,上位ユニットのJP1資源グループ名です。空白の場合は,アクセス権限の対象になりません。

[実行ユーザー種別]
実行ユーザーの種類を選択します。デフォルトは[登録ユーザー]です。選択できる種類を次に示します。
  • [登録ユーザー]
    ジョブを登録したJP1ユーザーでジョブを実行します。
  • [所有ユーザー]
    ジョブを所有しているJP1ユーザーでジョブを実行します。

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