JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド
[登録解除]ダイアログボックスでは,選択したジョブネットの実行登録を解除します。[登録解除]ダイアログボックスを次の図に示します。
図13-47 [登録解除]ダイアログボックス
表示項目について説明します。
- [ジョブネット名]
- 実行登録を解除したいジョブネット名が表示されます。複数のジョブネットを選択している場合は,選択しているジョブネットの中で,リストエリアのいちばん上に表示されていたジョブネット名が「ジョブネット名,...」と表示されます。
- [解除方法]
- 実行登録の解除方法を選択します。デフォルトは,[JP1/AJS2 - View]ウィンドウから表示の場合は[すべて],[デイリースケジュール(階層表示)]ウィンドウ,または[マンスリースケジュール]ウィンドウから表示の場合は[期間指定]です。
- [すべて]
選択しているジョブネットの実行登録をすべて解除する場合に選択します。
- [期間指定]
選択しているジョブネットの実行登録をある期間だけ解除する場合に選択します。
- [日付の種別]
- [解除期間]を暦日で指定するか,JP1/AJS2の実行日で指定するかを選択します。[解除方法]で[期間指定]が選択されている場合に指定できます。
- デフォルトは,[JP1/AJS2 - View]ウィンドウまたは[マンスリースケジュール]ウィンドウから表示した場合は[実行日],[デイリースケジュール(階層表示)]ウィンドウから表示した場合は[暦日]です。
- [暦日]
[解除期間]を暦上の日付で指定する場合に選択します。
指定した解除期間内に開始予定があるジョブネットの世代を登録解除します。JP1/AJS2で設定している基準時刻から24時間を1日とします。
- [実行日]
[解除期間]をJP1/AJS2の実行日で指定する場合に選択します。
指定した解除期間内に開始予定日時があるジョブネットの世代を登録解除します。ルートジョブネットのスケジュールが48時間制を採用している場合は,JP1/AJS2で設定している基準時刻から48時間を1日とします。24時間制を採用している場合は,JP1/AJS2で設定している基準時刻から24時間を1日とします。
- 補足事項
- 例えば,解除期間を2006年8月15日〜2006年8月16日とした場合,2006年8月14日25:00開始予定のジョブネットは,次のように扱われます。
- [暦日]を選択した場合,8月14日25:00は暦上の日付では8月15日の1:00であるため,登録解除の対象になります。
- [実行日]を選択し,かつルートジョブネットのスケジュールが24時間制を採用している場合は,25:00は1日24時間の範囲を超えるため翌日(8月15日)として扱われるため登録解除の対象になります。
- [実行日]を選択し,かつルートジョブネットのスケジュールが48時間制を採用している場合,8月14日25:00は暦上の日付では8月15日1:00が実行予定であっても,JP1/AJS2の実行予定日(8月14日)が解除期間外であるため,登録解除の対象にはなりません。
- [解除期間]
- 実行登録を解除する期間を「開始年月日〜終了年月日」の形式で指定します。[解除方法]で[期間指定]が選択されている場合に指定できます。指定できる期間は,1994年1月1日〜2036年12月31日です。
- なお,終了年月日には開始年月日以前の日付を指定できません。また,開始年月日だけ,終了年月日だけの指定や[年],[月],[日]の省略は無効です。デフォルトは空白です。
- 補足事項
- [登録解除]ダイアログボックスは,[デイリースケジュール(階層表示)]ウィンドウ,[マンスリースケジュール]ウィンドウからも表示できます。これらのウィンドウから[登録解除]ダイアログボックスを表示した場合,[解除期間]には選択されているユニットの開始予定日が表示されます。
- [解除期間]を指定の際,次の場合にはエラーとなり,登録解除できません。
・指定した期間内にスケジュール予実績がない場合
・指定した期間内のスケジュール予実績がすべて擬似予定である場合
・指定した期間内に実行中のスケジュール予実績がある場合
- スケジュール予実績が指定した解除期間の範囲内にあるかどうかは,スケジュール予実績の開始予定時刻が期間内にあるかどうかによって判断されます。
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