JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド

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9.14 ルートジョブネットの実行順序制御方式を一時的に変更する

ジョブネットコネクタを使ってルートジョブネットの実行順序を制御している場合に,実行順序制御方式(同期・非同期)を一時的に変更する手順を次に示します。

ここでは,ルートジョブネットの実行順序制御方式を「同期」から「非同期」に一時変更する場合を例にして説明します。

<この節の構成>
(1) [デイリースケジュール]または[マンスリースケジュール]ウィンドウで実行する場合
(2) [ジョブネットモニタ]ウィンドウで実行する場合

(1) [デイリースケジュール]または[マンスリースケジュール]ウィンドウで実行する場合

[デイリースケジュール(階層表示)]または[マンスリースケジュール]ウィンドウで実行する場合の,ルートジョブネットの実行順序制御方式を一時変更する手順を次に示します。

  1. [JP1/AJS2 - View]ウィンドウのツリーエリアで,ジョブグループ(操作対象のルートジョブネットを管理するジョブグループ)をクリックする。
    クリックしたジョブグループが選択状態で表示されます。
    ルートジョブネットがリストエリアに表示されます。
  2. 操作対象のルートジョブネットをクリックし,[表示]メニューから[デイリースケジュール]の[階層表示],または[マンスリースケジュール]を選択する。
    この例では,[デイリースケジュール]−[階層表示]を選択することとします。
    [デイリースケジュール(階層表示)]ウィンドウが表示されます。
  3. スケジュールエリアに表示されている四角を選択する。
    実行結果リストに,ルートジョブネットの実行状況または実行予定の詳細情報が表示されます。
  4. 実行結果リストから操作対象の世代を選択し,[操作]−[実行順序制御方式の一時変更]−[非同期]を選択する。
    実行順序制御方式を変更する旨を確認するメッセージボックスが表示されます。
  5. [はい]ボタンをクリックする。
    手順2で選択したルートジョブネットの実行順序制御方式が「非同期」に変更されます。

(2) [ジョブネットモニタ]ウィンドウで実行する場合

[ジョブネットモニタ]ウィンドウで実行する場合の,ルートジョブネットの実行順序制御方式を一時変更する手順を次に示します。

  1. [JP1/AJS2 - View]ウィンドウのツリーエリアで,ジョブグループ(操作対象のルートジョブネットを管理するジョブグループ)をクリックする。
    クリックしたジョブグループが選択状態で表示されます。
    ルートジョブネットがリストエリアに表示されます。
  2. 操作対象のルートジョブネットをクリックし,[表示]メニューの[ジョブネットモニタ]から[状態],[結果],または[次回予定]を選択する。
    [ジョブネットモニタ]ウィンドウが表示されます。
  3. ツリーエリアで操作対象のルートジョブネットを選択し,[操作]−[実行順序制御方式の一時変更]−[非同期]を選択する。
    実行順序制御方式を変更する旨を確認するメッセージボックスが表示されます。
  4. [はい]ボタンをクリックする。
    手順2で選択したルートジョブネットの実行順序制御方式が「非同期」に変更されます。

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