JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド

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9.10.2 実行中のジョブを強制終了する

ジョブの実行を強制終了する手順を次に示します。

なお,ジョブの実行は,ajskillコマンドで強制終了することもできます。コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス 1. コマンド ajskill」を参照してください。

  1. [JP1/AJS2 - View]ウィンドウのツリーエリアで,ジョブグループ(実行を強制終了したいジョブを管理するジョブグループ)をクリックする。
    クリックしたジョブグループが選択状態で表示されます。
    ルートジョブネットがリストエリアに表示されます。
  2. 操作対象のジョブのルートジョブネットをクリックし,[表示]−[デイリースケジュール]−[階層表示]を選択する。
    [デイリースケジュール(階層表示)]ウィンドウが表示されます。
  3. ツリーエリアで,操作対象のジョブをクリックする。
    クリックしたジョブが選択状態で表示されます。
  4. 手順3で選択したジョブについて,スケジュールエリアで,実行を強制終了したい四角をクリックする。または,実行結果リストで,実行を強制終了したい行をクリックする。
  5. [操作]−[強制終了]を選択する。または,ポップアップメニューから[強制終了]を選択する。
    ジョブの強制終了を確認するメッセージダイアログボックスが表示されます。
  6. [はい]ボタンをクリックする。
    ジョブの実行が強制終了します。
    スケジュールエリアの四角が,強制終了状態を表す薄い赤色(デフォルト色)で表示されます。
    実行結果リストにも,変更が反映されます。

注意事項
  • 実行を強制終了できるジョブは,「キューイング」,および「実行中」状態のジョブだけです。
    キューレスジョブの場合は,「実行待ち」状態のジョブも強制終了できます。
  • Windows環境で実行中のジョブを強制終了すると,ジョブで使用していた資源が解放されない場合もあります。ジョブは,ジョブを実行するアプリケーションが推奨する方法で終了することをお勧めします。

補足事項
  • ジョブの実行は,[デイリースケジュール(全ジョブ表示)]ウィンドウ,[マンスリースケジュール]ウィンドウ,および[ジョブネットモニタ]ウィンドウから強制終了することもできます。
  • 強制終了したジョブを再実行する手順は「9.11.2 ジョブを再実行する」を参照してください。

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