JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド

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2.6 ジョブネット「受注処理」を再実行する

[ジョブネットモニタ]ウィンドウで,異常終了した在庫チェックジョブからジョブを再実行する操作について説明します。

なお,ここで説明する操作は,「2.5 ジョブネット「受注処理」の実行中の監視」のすべての操作が完了していることを前提としています。また,異常終了したジョブの異常の原因を取り除いておいてください(この例題では,在庫チェックジョブが正常終了するように,「C:\Temp\zaiko-check」ファイルを作成しておきます。「zaiko-check」ファイルには何も記述する必要はありません)。

  1. [JP1/AJS2 - View]ウィンドウのツリーエリアにジョブグループ「AJSROOT1」が表示され,リストエリアにジョブネット「受注処理」が選択状態で表示されていることを確認する。
  2. [表示]−[ジョブネットモニタ]−[結果]を選択する。
    [ジョブネットモニタ]ウィンドウが表示されます。
  3. マップエリアで,在庫チェックジョブのアイコンをクリックする。
    クリックした在庫チェックジョブのアイコンが選択状態で表示されます。
  4. [操作]−[再実行]を選択する。
    [再実行]ダイアログボックスが表示されます。
  5. どのジョブから再実行するかなどを定義する。
    [再実行]ダイアログボックスの定義項目を次に示します。

    図2-15 [再実行]ダイアログボックス

    [図データ]

    ユニット名
    「在庫チェック」となっていることを確認します。

    再実行方法
    [このユニットから]を選択します。
  6. [OK]ボタンをクリックする。
    [再実行]ダイアログボックスが閉じます。
    在庫チェックジョブが再実行され,アイコンが実行中を表す緑色で表示されます。在庫チェックジョブが正常終了すると,続いて受注伝票作成ジョブが実行されます。

ここまでの説明で,ジョブネット「受注処理」の定義,実行,実行状態の監視ができました。実行状態の監視では,在庫チェックジョブが異常終了し,発注伝票作成リカバリージョブが実行されたことがわかりました。その後,異常の原因を取り除き,異常終了した在庫チェックジョブから再実行できました。

これでJP1/AJS2 - Viewを使ったジョブネットの操作例の説明は終了です。業務作成についての例題はマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 解説 9. JP1/AJS2の運用例」を参照してください。

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