JP1/Automatic Job Management System 2 セットアップガイド
スケジュールルールを有効にして上位ジョブネットのスケジュールに依存しないようにするのか,またはスケジュールルールを削除して上位ジョブネットのスケジュールに依存するようにするのかを指定できます。
このオプションは,スケジュールルールを持ったルートジョブネットをネストジョブネットにコピーして作成したジョブネットに対して,ajsprint,ajsbackup,ajsexportコマンドの実行,およびJP1/AJS2 - Viewで「退避」を行った場合に有効です。
- JP1/AJS2のサービスを停止する。
次のコマンドを実行して,プロセスがすべて停止していることを確認します。
# /etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop # /opt/jp1ajs2/bin/jajs_spmd_status- viなどのエディターで次に示す内容を記述した設定ファイルを作成する。
{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}の部分は,物理ホストの場合は「JP1_DEFAULT」を,論理ホストの場合は「論理ホスト名」を指定します。
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1AJSMANAGER\スケジューラーサービス名] AJSPRINTNETSCHPRF="設定値"
「設定値」には,次のどちらかを指定します。
デフォルトは「yes」です。
- yes
スケジュールルールを有効にして,上位ジョブネットのスケジュールに依存しない。
- no
スケジュールルールを削除して,上位ジョブネットのスケジュールに依存する。
この項目は,JP1/AJS2の新規のインストール時および新規のセットアップ時に「no」が設定されます。
設定ファイルのファイル名は任意です。
- ファイルを保存し,次のコマンドを実行する。
jbssetcnfコマンドのパスは,「/opt/jp1base/bin/jbssetcnf」です。
jbssetcnf 設定ファイル名
jbssetcnfコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
- JP1/AJS2を再起動する。
変更した構成定義の内容が反映されます。
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