JP1/Automatic Job Management System 2 セットアップガイド
スケジューラーサービスのトレースログファイル名のデフォルトは「JP1/AJS2 - Managerのインストール先フォルダ\log\tracelog」です。このファイル名を任意のファイル名に変更できます。ファイル名の変更手順を次に示します。
- Windowsの[コントロールパネル]の[管理ツール]から[サービス]を選択し,次に示すサービスを停止する。
- JP1/AJS2サービス
- JP1/AJS2 Monitorサービス
- メモ帳などのテキストエディターで,次の内容を記述した設定ファイルを作成する。
「ファイル名」には,スケジューラーサービスのトレースログファイルの名称をフルパスで,かつ255バイト以内で指定します。
[JP1_DEFAULT\JP1AJSMANAGER] "TRACELOGFILE"="ファイル名"
物理ホストおよびすべての論理ホストのスケジューラートレース情報が,ここで指定したファイルに記録されます。トレース情報を確実に記録できるように,必ずローカルディスク上のファイル名として指定してください。
なお,ファイルは,トレース情報が出力されたときに新規作成されます。したがって,既存のファイル名は指定しないでください。
設定ファイルのファイル名は任意です。
- ファイルを保存し,次のコマンドを実行する。
jbssetcnfコマンドのパスは,「JP1/Baseのインストール先フォルダ\bin\jbssetcnf」です。
jbssetcnf 設定ファイル名
jbssetcnfコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
- JP1/AJS2を再起動する。
設定ファイルの内容が構成定義に反映されます。
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