JP1/Integrated Management - Central Information Master リファレンス
[仮想ホストのプロパティ]画面は,作成した仮想ホストの設定内容を表示または編集するための画面です。この画面は次のどれかの操作で表示されます。
- [仮想ホストの定義]画面の[編集]ボタンをクリックする。
- [仮想ホストの選択]画面の[編集]ボタンをクリックする。
- [システムへのリソース割り当て]画面で,[参照]ボタンをクリックする。
次の条件をすべて満たしている場合は,仮想ホストの設定内容を編集できます。一つでも満たしていない場合は,すべての項目が非活性で表示されて,編集できません。
- [システムへのリソース割り当て]画面で,[参照]ボタンをクリックして表示された画面ではない。
- [システム構成定義]画面の[排他編集]をチェックしている。
- ログインしているJP1ユーザーが,JP1_CM_Admin権限またはJP1_CM_Manager権限を持つJP1ユーザーである。
- 論理システムにJP1資源グループを設定している場合,JP1ユーザーがJP1_CM_Admin権限を持っている,または同じJP1資源グループに属している。
[仮想ホストのプロパティ]画面には,[ネットワーク]タブと[付加情報]タブの2種類のタブがあります。タブを選択することで[ネットワーク]タブと[付加情報]タブの表示を切り替えられます。次に,[ネットワーク]タブと[付加情報]タブの表示項目について説明します。
- <この項の構成>
- (1) [ネットワーク]タブ
- (2) [付加情報]タブ
[仮想ホストのプロパティ]画面の[ネットワーク]タブは,仮想ホストのネットワーク情報を表示または編集できます。[仮想ホストのプロパティ]画面の[ネットワーク]タブを次に示します。
図1-29 [仮想ホストのプロパティ]画面の[ネットワーク]タブ
表示項目を次に示します。項目名の横に「*」がある項目は,必ず入力してください。入力できる文字の「印刷できるASCII文字」とは,ASCII文字コード\u0020〜\u007Eの範囲です。
- 業務用ネットワーク情報
- [ホスト名]
- 仮想ホストの業務用のホスト名が表示されます。
- 編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。
- 入力できる文字:
- 「*」を除いた印刷できるASCII文字,全角文字
- 入力できる文字数:
- 1〜511バイト
- 論理システム内の論理オブジェクトと同じ名称を入力して[OK]ボタンまたは[適用]ボタンをクリックすると,エラーダイアログが表示されます。
- [IPアドレス]
- 仮想ホストの業務用のIPアドレスが表示されます。
- 編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。
- 入力できる文字:
- IPv4またはIPv6の形式
- [サブネットマスク]
- 仮想ホストの業務用のサブネットマスクが表示されます。
- 編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。
- 入力できる文字:
- IPv4またはIPv6の形式
- 管理用ネットワーク情報
- [ホスト名]
- 仮想ホストの管理用のホスト名が表示されます。
- 編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。
- 入力できる文字:
- 空白を除いた印刷できるASCII文字,全角文字
- 入力できる文字数:
- 1〜511バイト
- [IPアドレス]
- 仮想ホストの管理用のIPアドレスが表示されます。
- 編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。
- 入力できる文字:
- IPv4またはIPv6の形式
- [サブネットマスク]
- 仮想ホストの管理用のサブネットマスクが表示されます。
- 編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。
- 入力できる文字:
- IPv4またはIPv6の形式
- [Cosminexus連携用ホスト名]
- 仮想ホストのCosminexus連携用ホスト名が表示されます。論理システムがCosminexus用のWeb推奨モデルの場合は,この項目が表示されます。jcmexportコマンドを使用してCosminexus Smart Composer用ファイルを出力する場合は,設定する必要があります。
- 編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。
- 入力できる文字:
- 半角英数字,「-」,および「_」
- 入力できる文字数:
- 0〜32バイト
[仮想ホストのプロパティ]画面の[付加情報]タブは,仮想ホストの付加情報を表示または編集できます。[仮想ホストのプロパティ]画面の[付加情報]タブを次に示します。
図1-30 [仮想ホストのプロパティ]画面の[付加情報]タブ
表示項目を次に示します。入力できる文字の「印刷できるASCII文字」とは,ASCII文字コード\u0020〜\u007Eの範囲です。
- [説明]
- 設定されている場合は,仮想ホストの説明が表示されます。この項目は省略できます。
- 編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。
- 入力できる文字:
- 印刷できるASCII文字,改行文字,全角文字
- 入力できる文字数:
- 0〜2,047バイト
- [冗長構成]
- 冗長構成の状態が表示されます。[冗長構成をとる]がチェックされている場合は冗長構成です。チェックを外している場合は冗長構成ではありません。冗長構成の場合は,仮想ホストを複数の物理リソースで構成できます。
- [Tier種別]
- Cosminexusの物理Tierが表示されます。Tier種別を変更したい場合は,リストから,[combined-tier][http-tier][j2ee-tier][http/servlet-tier][ejb-tier]のどれかを選択してください。論理システムがCosminexus用のWeb推奨モデルの場合は,この項目が表示されます。Cosminexusの物理Tierについては,マニュアル「Cosminexus 簡易構築・運用ガイド」を参照してください。
- 要求仕様
- [CPU種別]
- 設定されている場合は,仮想ホストのCPU種別が表示されます。この項目は省略できます。
- 編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。
- 入力できる文字:
- 印刷できるASCII文字
- 入力できる文字数:
- 0〜255バイト
- [CPUクロック数]
- 設定されている場合は,仮想ホストのCPUクロック数が表示されます。単位はHz(ヘルツ)です。この項目は省略できます。
- 編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。
- 入力できる文字:
- 0〜2,147,483,647の整数のあとに「M」「G」「T」「P」のどれかの文字を必ず指定する。「M」はメガ,「G」はギガ,「T」はテラ,「P」はペタを示す。
- 入力できる文字数:
- 0〜11バイト
- [CPU搭載数]
- 設定されている場合は,仮想ホストのCPU搭載数が表示されます。この項目は省略できます。
- 編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。
- 入力できる文字:
- 0〜65,535の数字
- 入力できる文字数:
- 0〜5バイト
- [メモリ容量]
- 設定されている場合は,仮想ホストのメモリー容量が表示されます。単位はByte(バイト)です。この項目は省略できます。
- 編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。
- 入力できる文字:
- 0〜2,147,483,647の整数のあとに「M」「G」「T」「P」のどれかの文字を必ず指定する。「M」はメガ,「G」はギガ,「T」はテラ,「P」はペタを示す。
- 入力できる文字数:
- 0〜11バイト
- [ディスク容量]
- 設定されている場合は,仮想ホストのディスク容量が表示されます。単位はByte(バイト)です。この項目は省略できます。
- 編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。
- 入力できる文字:
- 0〜2,147,483,647の整数のあとに「M」「G」「T」「P」のどれかの文字を必ず指定する。「M」はメガ,「G」はギガ,「T」はテラ,「P」はペタを示す。
- 入力できる文字数:
- 0〜11バイト
- [OS名称]
- 設定されている場合は,仮想ホストのOS名称が表示されます。この項目は省略できます。
- 編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。
- 入力できる文字:
- 印刷できるASCII文字
- 入力できる文字数:
- 0〜255バイト
- [OSバージョン]
- 設定されている場合は,仮想ホストのOSバージョンが表示されます。この項目は省略できます。
- 編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。
- 入力できる文字:
- 印刷できるASCII文字
- 入力できる文字数:
- 0〜255バイト
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