JP1/Integrated Management - Central Information Master リファレンス

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1.4.2 [システムのプロパティ]画面

[システムのプロパティ]画面は,作成した論理システムの設定内容を表示または編集するための画面です。この画面は次のどちらかの操作で表示されます。

次の条件をすべて満たしている場合は,論理システムの設定内容を編集できます。条件を満たしていない項目が一つでもある場合は,すべての項目が非活性で表示されます。

[システムのプロパティ]画面には,[システム]タブと[リソース]タブの2種類のタブがあります。タブを選択することで[システム]タブと[リソース]タブの表示を切り替えられます。次に,[システム]タブと[リソース]タブの表示項目について説明します。

<この項の構成>
(1) [システム]タブ
(2) [リソース]タブ

(1) [システム]タブ

[システムのプロパティ]画面の[システム]タブは,選択した論理システムのシステム情報を表示または編集できます。[システムのプロパティ]画面の[システム]タブを次に示します。

図1-9 [システムのプロパティ]画面の[システム]タブ

[図データ]

表示項目を次に示します。項目名の横に「*」がある項目は,必ず入力してください。入力できる文字の「印刷できるASCII文字」とは,ASCII文字コード\u0020〜\u007Eの範囲です。

[名称]
設定されている論理システムの名称が表示されます。
編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
「*」を除いた印刷できるASCII文字,全角文字

入力できる文字数:
1〜511バイト
すでにある論理システム,または論理システム内の論理オブジェクトと同じ名称を入力して,[OK]ボタンまたは[適用]ボタンをクリックすると,エラーダイアログが表示されます。

[論理システム名]
設定されている場合は,設定されているCosminexus連携用のシステム名称が表示されます。[テンプレート]で[Web推奨モデル]を選択し,jcmexportコマンドを使用してCosminexus Smart Composer用ファイルを出力する場合は,必ず設定してください。
編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
半角英数字,「-」,および「_」

入力できる文字数:
0〜30バイト

[説明]
設定されている場合は,論理システムの説明が表示されます。この項目は省略できます。
編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
印刷できるASCII文字,改行文字,全角文字

入力できる文字数:
0〜2,047バイト

[Scenario Operation Managerホスト名]
JP1/AJS2 - SO Managerと連携する場合は,JP1/AJS2 - SO Managerが稼働するホストの名称が表示されます。JP1/AJS2 - SO Managerと連携する場合は,必ず入力してください。
編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
空白と「#」を除いた印刷できるASCII文字

入力できる文字数:
0〜255バイト

[所有者]
論理システムを作成したJP1ユーザー名が表示されます。この項目は変更できません。

[JP1資源グループ]
論理システムを編集できるJP1資源グループが表示されます。JP1資源グループを作成していない場合は,権限のあるすべてのJP1ユーザーが論理システムを編集できます。この項目は省略できます。
編集する場合は,次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
空白と「" ' ^ [ ] { } ( ) : ; | \ / = , + ? < >」を除いた印刷できるASCII文字

入力できる文字数:
0〜64バイト

[状態]
論理システムの状態が表示されます。変更したい場合は,リストから[定義中][構築中][確認中][稼働中]のどれかを選択してください。JP1/IM - CMでは,論理システムの状態を確認できません。論理システムの状態に合わせてユーザーの判断で選択してください。各状態の意味を次に示します。
  • [定義中]
    JP1/IM - CM上で論理システムを定義している状態です。論理構成定義やマッピング定義の定義が完了した時点で[構築中]に移行できます。
  • [構築中]
    JP1/IM - CM上で定義した論理システムを,実際のマシン上に構築している状態です。すべての構築が完了した時点で[確認中]に移行できます。
  • [確認中]
    JP1/IM - CM上で定義した論理システムと,実際のマシン上に構築したシステムとの整合性を確認している状態です。
    論理システムに関連づいている管理ミドルウェアから構成情報を収集できます。
  • [稼働中]
    JP1/IM - CM上で定義した論理システムが,実際のマシン上に構築したシステムで運用・監視している状態です。
    論理システムに関連づいている管理ミドルウェアから構成情報を収集できます。

[テンプレート]
論理システムを作成したときに使用したテンプレートを表示します。この項目は変更できません。

(2) [リソース]タブ

[システムのプロパティ]画面の[リソース]タブは,選択した論理システムのリソース情報を表示または編集できます。[システムのプロパティ]画面の[リソース]タブを次に示します。

図1-10 [システムのプロパティ]画面の[リソース]タブ

[図データ]

表示項目を次に示します。

[リソースパック一覧]
作成されているリソースパックの一覧と,固定で[なし]が表示されます。リソースパックの一覧には,リソースパックの名称と説明を表示します。論理システムにリソースパックが割り当てられている場合は,割り当てられているリソースパックがチェックされています。論理システムにリソースパックが割り当てられていない場合は,[なし]がチェックされています。ほかの論理システムに割り当てられているリソースパックは非活性です。

[詳細情報]
[リソースパック一覧]で選択されているリソースパックの詳細情報を表示します。詳細情報として,リソースパックの名称,説明,所有者,最終更新者,状態,およびシステムを表示します。[リソースパック一覧]で[なし]を選択している場合は,詳細情報に何も表示されません。

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