JP1/Integrated Management - Central Information Master リファレンス

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1.4.1 [システムの作成]画面

[システムの作成]画面は,新規に論理システムを作成するための画面です。この画面は次の操作で表示されます。

[システムの作成]画面には,[システム]タブと[リソース]タブの2種類のタブがあります。タブを選択することで[システム]タブと[リソース]タブの表示を切り替えられます。次に,[システム]タブと[リソース]タブの表示項目について説明します。

<この項の構成>
(1) [システム]タブ
(2) [リソース]タブ

(1) [システム]タブ

[システムの作成]画面の[システム]タブは,作成したい論理システムのシステム情報を設定できます。[システムの作成]画面の[システム]タブを次に示します。

図1-7 [システムの作成]画面の[システム]タブ

[図データ]

表示項目を次に示します。項目名の横に「*」がある項目は,必ず入力してください。入力できる文字の「印刷できるASCII文字」とは,ASCII文字コード\u0020〜\u007Eの範囲です。

[名称]
作成したい論理システムの名称を入力します。
次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
「*」を除いた印刷できるASCII文字,全角文字

入力できる文字数:
1〜511バイト
すでにある論理システムと同じ名称を指定して[OK]ボタンをクリックした場合は,エラーダイアログが表示されます。

[論理システム名]
Cosminexus連携用のシステム名称を入力します。[テンプレート]に[Web推奨モデル]を指定し,jcmexportコマンドを使用してCosminexus Smart Composer用ファイルを出力する場合は入力してください。
次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
半角英数字,「-」,および「_」

入力できる文字数:
0〜30バイト

[説明]
作成したい論理システムについての説明を入力します。この項目は省略できます。
次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
印刷できるASCII文字,改行文字,全角文字

入力できる文字数:
0〜2,047バイト

[Scenario Operation Managerホスト名]
JP1/AJS2 - SO Managerと連携する場合に,JP1/AJS2 - SO Managerが稼働するホストの名称を入力します。JP1/AJS2 - SO Managerと連携する場合は,必ず入力してください。
次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
空白と「#」を除いた印刷できるASCII文字

入力できる文字数:
0〜255バイト

[所有者]
ログインしているJP1ユーザー名が表示されます。この項目は変更できません。

[JP1資源グループ]
作成したい論理システムが属するJP1資源グループを入力します。JP1資源グループを作成した場合は,JP1_CM_Admin権限がなければ,同じJP1資源グループのJP1ユーザーだけがシステム構成を参照,または編集できます。JP1資源グループを作成しない場合は,権限のあるすべてのJP1ユーザーがシステム構成を参照または編集できます。この項目は省略できます。
次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
空白と「" ' ^ [ ] { } ( ) : ; | \ / = , + ? < >」を除いた印刷できるASCII文字

入力できる文字数:
0〜64バイト

[状態]
作成中の論理システムの状態を,リストから選択します。選択できる状態は,[定義中][構築中][確認中][稼働中]のどれかです。JP1/IM - CMでは,論理システムの状態を確認できません。論理システムの状態に合わせてユーザーの判断で選択してください。デフォルトは[定義中]です。各状態の意味を次に示します。
  • [定義中]
    JP1/IM - CM上で論理システムを定義している状態です。論理構成定義やマッピング定義の定義が完了した時点で[構築中]に移行できます。
  • [構築中]
    JP1/IM - CM上で定義した論理システムを,実際のマシン上に構築している状態です。すべての構築が完了した時点で[確認中]に移行できます。
  • [確認中]
    JP1/IM - CM上で定義した論理システムと,実際のマシン上に構築したシステムとの整合性を確認している状態です。
    論理システムに関連づいている管理ミドルウェアから構成情報を収集できます。
  • [稼働中]
    JP1/IM - CM上で定義した論理システムが,実際のマシン上に構築したシステムで運用・監視している状態です。
    論理システムに関連づいている管理ミドルウェアから構成情報を収集できます。

[テンプレート]
作成したい論理システムが使用するテンプレートを,リストから選択します。選択できる値は,[Web推奨モデル][フリーパターン]のどちらかです。デフォルトは[Web推奨モデル]です。
[Web推奨モデル]を選択して[OK]ボタンをクリックした場合は,[システム(Web推奨モデル)の作成 - ステップ 1 of 3]画面が表示されます。この画面からウィザード形式でWeb推奨モデルの論理システムを作成できます。詳細は「1.8 Cosminexus用システム構成の作成」を参照してください。
[フリーパターン]を選択して[OK]ボタンをクリックした場合は,論理システムを作成して[システムの作成]画面を閉じます。

(2) [リソース]タブ

[システムの作成]画面の[リソース]タブは,作成したい論理システムのリソースパックの割り当てを設定できます。[システムの作成]画面の[リソース]タブを次に示します。

図1-8 [システムの作成]画面の[リソース]タブ

[図データ]

表示項目を次に示します。

[リソースパック一覧]
作成されているリソースパックの一覧と,固定で[なし]が表示されます。リソースパックの一覧には,リソースパックの名称と説明を表示します。リソースパックを割り当てる場合は,割り当てたいリソースパックをチェックします。リソースパックを割り当てない場合は,[なし]をチェックします。ほかの論理システムに割り当てられているリソースパックは非活性です。リソースパックが作成されていない場合は,[なし]だけ表示されています。

[詳細情報]
[リソースパック一覧]で選択されているリソースパックの詳細情報を表示します。詳細情報として,リソースパックの名称,説明,所有者,最終更新者,状態,およびシステムを表示します。[リソースパック一覧]で[なし]を選択している場合は,詳細情報に何も表示されません。

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