JP1/Integrated Management - Central Information Master リファレンス
[システム構成定義]画面の[システム]タブには,論理システムの構成が表示されます。[システム]タブを選択した場合の[システム構成定義]画面を次に示します。
図1-5 [システム構成定義]画面の[システム]タブ
表示項目を次に示します。
- <この項の構成>
- (1) ツリー表示領域
- (2) 詳細一覧
- (3) ボタン
- (4) 詳細情報
論理システムを構成している要素をツリー構造で表示します。ツリー表示領域に表示される項目を次に示します。
- [+]
- ツリーの下に子オブジェクトを作成できます。ツリーが展開していないときに表示されます。[+]記号を選択すると,子オブジェクトがある場合は,オブジェクトの下のツリーが展開されて[-]記号に変わります。[+]記号を選択したときにJP1/IM - CMからオブジェクトの最新情報を取得するため,展開できる子オブジェクトがない場合は,ツリーは展開されず,[+]記号の表示も変わりません。
- [-]
- ツリーが展開しているときに表示されます。[-]記号を選択すると,展開していたツリーが閉じられて[+]記号に変わります。
- オブジェクト
- 論理システムを構成している要素を表します。オブジェクトの下にさらに子オブジェクトが作成できる場合は,[+]記号または[-]記号が横に表示されます。
- オブジェクトを選択すると,詳細一覧にそのオブジェクトの子オブジェクトが一覧表示されます。
- 論理システムのツリーを構成するオブジェクトを次に示します。
オブジェクトの種類 アイコン 説明 すべてのシステム
![]()
ツリーのルートを表します。アイコンの横に「すべてのシステム」と表示されます。 システム ![]()
論理システムを表します。アイコンの横に,定義した論理システムの名称が表示されます。 ロードバランシンググループ ![]()
ロードバランシンググループを表します。アイコンの横に,定義したロードバランシンググループの名称が表示されます。 ユニットグループ ![]()
ユニットグループを表します。アイコンの横に,定義したユニットグループの名称が表示されます。 論理Webサーバ ![]()
論理Webサーバを表します。アイコンの横に,定義した論理Webサーバの名称が表示されます。 論理APサーバ ![]()
論理APサーバを表します。アイコンの横に,定義した論理APサーバの名称が表示されます。 論理DBサーバ ![]()
論理DBサーバを表します。アイコンの横に,定義した論理DBサーバの名称が表示されます。 ユーザー定義サーバ ![]()
ユーザー定義サーバを表します。アイコンの横に,定義したユーザー定義サーバの名称が表示されます。 プロセス ![]()
プロセスを表します。アイコンの横に,定義したプロセスの名称が表示されます。
ツリー表示領域で選択したオブジェクトの1階層下のオブジェクトが一覧で表示されます。ツリー表示領域でオブジェクトが選択されていない場合は,何も表示されません。
詳細一覧に表示される項目を次に示します。
- [名称]
- オブジェクトの名称を表示します。
- [種別]
- オブジェクトの種別を表示します。表示される種別は,[システム][ロードバランシンググループ][ユニットグループ][論理Webサーバ][論理APサーバ][論理DBサーバ][ユーザー定義サーバ][プロセス][仮想ホスト]のどれかです。
- [説明]
- オブジェクトについての説明を表示します。
- [最終更新日時]
- オブジェクトが最後に更新された日時を表示します。
- [リソース]
- オブジェクトの種別が[仮想ホスト]の場合は,物理リソースが割り当てられているかどうかを表示します。割り当てられている場合は[割当済]と表示され,割り当てられていない場合は[未割当]と表示されます。ツリーで仮想ホスト以外のオブジェクトを選択している場合は空白です。
[システム]タブに表示されているボタンを次に示します。
- [リソースの割り当て]
- [リソースを割り当てる](システムへのリソース割り当て)画面を表示します。詳細一覧で任意のオブジェクトを選択している場合に使用できます。このとき,次の条件をすべて満たしている必要があります。
- [排他編集]をチェックしている。
- ログインしているJP1ユーザーが,JP1_CM_Admin権限またはJP1_CM_Manager権限を持っている。
- [プロパティ]
- 詳細一覧で選択したオブジェクトのプロパティ画面を表示します。論理システムにJP1資源グループを設定している場合,JP1ユーザーがJP1_CM_Admin権限を持っている,または同じJP1資源グループに属していると使用できます。
- [詳細情報の設定・参照]
- [詳細情報の設定・参照]画面を表示します。
- [削除]
- 詳細一覧で選択しているオブジェクトと,関連するオブジェクトを削除します。次の条件をすべて満たしている場合に,使用できます。
- [排他編集]をチェックしている。
- ログインしているJP1ユーザーが,JP1_CM_Admin権限またはJP1_CM_Manager権限を持っている。
- 論理システムにJP1資源グループを設定している場合,JP1ユーザーがJP1_CM_Admin権限を持っている,または同じJP1資源グループに属している。
- [削除]ボタンをクリックすると,確認のためのメッセージダイアログが表示されます。[はい]ボタンをクリックすると,選択したオブジェクトが詳細一覧とツリーから削除されます。また,ツリーの下にあるオブジェクトもすべて削除されます。詳細一覧で選択したオブジェクトの種類が[システム]の場合は,論理システムに定義されている仮想ホストも削除されます。詳細一覧で選択したオブジェクトの種別が[仮想ホスト]の場合は,このボタンは非活性です。
詳細一覧で選択したオブジェクトの詳細情報を表示します。ただし,オブジェクトのすべての設定項目が表示されるわけではありません。すべての設定項目を確認したい場合は,各オブジェクトのプロパティ画面を参照してください。
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