Groupmax Address/Mail Version 7 システム管理者ガイド ユティリティ編
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- 閉塞を解除したいメールボックスがあるホームサーバにシステム管理者でログオンして実行してください。
例えば,サーバAからサーバBにユーザを移動する場合,gmaxsetコマンド実行前はユーザのホームサーバはサーバAなので,そこでgmmopnmbコマンドを実行します。gmaxsetコマンド実行後は,ホームサーバはサーバBに移動しているので,サーバBでgmmopnmbコマンドを実行します。
- Object Serverを起動した状態で実行してください。
- コマンドプロンプト上で<インストール先ディレクトリ>\bin\gmmopnmbと実行してください。
gmmopnmb [オプション] ユーザID又は組織ID
- 注意
- オプションの文字列は,大文字と小文字が区別されます。大文字と小文字の違いまで正しく指定してください。
ユーザID又は組織IDには,メールボックスの閉塞を解除したいユーザ又は組織のIDを指定してください(組織IDを指定する場合は,オプション-gが必要です)。
オプションは省略したり,複数指定したりできます。ただし,同一オプションを複数指定した場合は,最後に指定したオプションが有効になります。
- -g:
組織のメールボックスの閉塞を解除する場合に指定します。オプション-gを指定したときは,指定したIDを組織IDと判断して,その組織の共用メールボックスの閉塞を解除します。オプション-gを省略した場合は,指定したIDをユーザIDと判断して,そのユーザのメールボックスの閉塞を解除します。
- -e 実行結果出力先ディレクトリ:
指定したディレクトリに,エラーログファイルgmmopnmb.logを出力します。
オプション-eの指定がない場合は,環境変数"tmp"に定義されたディレクトリに出力します。環境変数"tmp"が定義されていないときは,Cドライブのルートディレクトリに出力します。
戻り値を次に示します。
0:正常終了
4:中止要求で終了
13:データベースへのログインに失敗
15:データベースエラー
16:そのほかのエラー
- メールボックスの閉塞が解除されたかは戻り値,又はメッセージで確認してください。
- エラーがあった場合には標準出力,および<実行結果出力先ディレクトリ>\gmmopnmb.logファイルにメッセージを出力します。既にgmmopnmb.logファイルが存在した場合に,コマンドを実行した結果,エラーがあったときにはファイルを上書きします。エラーがなかったときにはファイルを削除します。
gmmopnmbのメッセージは,SAVE_MB/LOAD_MBコマンドのメッセージに含まれています。メッセージの詳細は,「7.3 SAVE_MB/LOAD_MBコマンドのメッセージ」を参照してください。
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