Groupmax Server - Scan Version 6
Scan - Connectorのインストールと環境設定の手順を次に示します。
- ノード1から共有ディスクにScan - Connectorをインストールします。
- ノード1でScan - Connectorの環境設定を行なってください。この時「作業用フォルダ」は共有ディスクに設定してください。
- ノード2から共有ディスクにScan - Connectorをインストールします。ノード1のインストール時に指定したディレクトリを指定してください。
- ウイルスチェックエンジンとしてトレンドマイクロ社製のウイルスチェックエンジンを使用する場合,ノード2でウイルスチェックエンジン及びパターンファイルを,Scan - Connectorのインストールディレクトリに組み込みます。ウイルスチェックエンジン及びパターンファイルの組み込み方法については「2.3 ウイルスチェックエンジンの組み込み」を参照してください。
- ノード2でScan - Connectorの環境設定を行なってください。この時「作業用フォルダ」は共有ディスクに設定してください。
- <Scan - Connectorインストールディレクトリ>\CSopt\useropt.txtファイルを作成し,次のレコードを追加してください。
「フェールオーバ完了時間」には,現用系で障害が発生してから待機系のScan - Connectorサービスの起動が完了するまでの時間を指定してください。単位は分です。指定可能な値は2〜60です。この指定が無い場合や値に誤りがある場合は,フェールオーバした後にHI-UX/WE2側のServer - Scanと待機系のScan - Connectorの接続が正しく行なわれないことがありますので注意願います。
CLUSTER_FAIL_OVER_TIME=フェールオーバ完了時間
以上でScan - Connectorの環境設定まで完了しました。続いてScan - Connectorをクラスタリソースに追加します。
- クラスタアドミニストレータで,Scan - Connectorをインストールした共有ディスク,および作業用フォルダを設定した共有ディスクが存在するグループを選択します。
- クラスタアドミニストレータの「ファイル」メニューの「新規作成」をクリックし,次に「リソース」をクリックします。
- このグループのリソースとしてScan - Connectorを追加します。追加方法を次に示します。
- リソースの種類として「汎用サービス」を選択します。
- リソースの名前は任意に設定してください。例えば「Groupmax Server - Scan - Connector」を設定してください。
- サービス名に「GroupmaxVCKCS」を入力します。
- リソースウィザードを完了します。
以上でリソースの追加まで完了しました。
- Scan - Connectorサービスを起動してください。
- サービスが起動されたことを確認してください。
- フェールオーバができるかどうか確認してください。
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