Groupmax Server - Scan Version 6
- <この節の構成>
- (1) トレンドマイクロ社製のウイルスチェックエンジンを使用する場合
(1) トレンドマイクロ社製のウイルスチェックエンジンを使用する場合
Server - Scanのインストールが完了したらServer - Scanの環境設定を行う前に,トレンドマイクロ社製のウイルスチェックエンジンとそのエンジンが使用するパターンファイルを,Server - Scanのインストールディレクトリに組み込まなければなりません。次に示すどちらかの方法で組み込んでください。
なお,使用するシステムがHI-UX/WE2版Server - Scanの場合,本操作は不要です。Scan - Connectorにウイルスチェックエンジンを組み込んでください。
- 表2-1に示すディレクトリにウイルスチェックエンジンを直接組み込む。
- ウイルスチェックエンジン:
- vsapi32.DLL − Windows NT版Server - ScanおよびScan - Connector用
- libvsapi.1 − HP-UX版Server - Scan用
- パターンファイル:lpt$vpn.nnn(nnnは3桁の数字)
- 別ディレクトリにウイルスチェックエンジンを組み込んだ後,Windows NTエクスプローラあるいはcp(1)などを使用して,表2-1に示すディレクトリに複写する。
また,使用するシステムがHP-UX版Server - Scanの場合,ウイルスチェックエンジン及びパターンファイルを組み込んだ後,組み込んだファイルの属性を次のように変更してください。
- オーナー:Address Serverの環境設定で設定したシステム管理者
- グループ:Address Serverの環境設定で設定したシステム管理者のグループ
- 権限:-r-xr-xr-x (555)
なお,上記作業はスーパーユーザで実行してください。
表2-1 ウイルスチェックエンジンの組み込み先
項目 システム 組み込み先ディレクトリ ウイルスチェックエンジン Windows NT版 <インストールディレクトリ>\TrendMicro\Engine\ HP-UX版 /opt/SrvScan/TrendMicro/Engine/ Scan - Connector <インストールディレクトリ>\CSTrendMicro\Engine\ パターンファイル Windows NT版 <インストールディレクトリ>\TrendMicro\Pattern\ HP-UX版 /opt/SrvScan/TrendMicro/Pattern/ Scan - Connector <インストールディレクトリ>\CSTrendMicro\Pattern\ なお,Server - Scanのインストールディレクトリ下のシステムディレクトリ(上記TrendMicroあるいはCSTrendMicroも含む)は,Server - ScanあるいはScan - Connectorのアンインストール操作によってすべて削除されますので注意願います。
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