Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド
オフィスにパーソナルコンピュータが普及している今,扱う情報は様々です。例えば,そのような情報の一つに文書があります。オフィス内の文書は多様な構造を持ち,互いに密接な関連を持っています。そして,このような情報の全体が,企業の大切な財産です。特に,オフィスでの業務を活性化するグループウェアのデータベースは,このような情報の全体を管理する必要があります。
Object Serverは,グループウェアGroupmaxのデータベースとして,ビジネスで使用する,複雑で多様な構造と関連を持つ情報を「オブジェクト」として格納できます。そして,これらのオブジェクトを管理するための,高性能なデータベース管理機能を備えています。Object Serverは,オブジェクトクラス,属性,リレーションなどの,オブジェクト指向に基づいたデータ構造を持っていますので,オフィスで扱う様々なデータを柔軟に扱えます。
Object Serverと連携して,データ(オブジェクト)を格納するGroupmaxシリーズのアプリケーションプログラムは,「Groupmax Document Manager Version 6」,「Groupmax Workflow Version 6」,及び「Groupmax Mail/Address Version 6」です。Object Serverのオブジェクトは,これらのシリーズのアプリケーションプログラムを介して操作されます。
Object Serverで使用するユティリティは,「Object Server管理ツール」ウィンドウ内のアイコン又はメニューから実行します。
「Object Server管理ツール」ウィンドウの各ユティリティの機能概要を次に示します。
なお,上記の各ユティリティを実行できるのは,Object Serverのシステム管理者だけです。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2000, 2015, Hitachi, Ltd.