Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド
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付録F プロセスの状態表示の出力例
ここでは,「8.10.1 プロセスの状態表示」の「図8-23 [プロセスの状態表示]ユティリティの処理結果の出力フォーマット」の表示内容について説明します。
- ※1枠内の説明
- a・・・a
- システムID(最大11バイト)。
- b・・・b
- ユティリティを実行した時刻(YYYY/MM/DD hh:mm:ss)。
- 未取得時は「****/**/** **:**:**」と表示されます。
- c・・・c
- ユティリティを実行したホスト名(最大144バイト)。
- 未取得時は「*****」と表示されます。
- d・・・d
- ユティリティを実行した環境変数「XODDIR」の値(最大144バイト)。
- ee
- システム共通定義ファイル「xodrc」内のsystem_idの値(最大2バイト)。
- 未設定の場合は空白。未取得時は「**」と表示されます。
- vv-rr
- バージョン・リビジョン(5バイト)。
- ※2枠内の説明
プロセスの状態が表示されます。
- ※3枠内の説明
プロセスの管理情報が表示されます。
- a・・・a
- 接続可能なプロセス数(10進数左詰め)。
- システム共通定義ファイル「xodrc」のprc_process_countの値を示します。
- b・・・b
- 接続中プロセス数(10進数左詰め)。
- c・・・c
- オブジェクトサーバの開始モード(最大7バイト)。
- ・AP:アプリケーションモード
- ・UTL:ユティリティモード
- ・RECVUTL:回復ユティリティモード
- d・・・d
- サーバプロセス「prcd」のプロセスID(10進数左詰め)。
- ee
- 稼働中バックアップを取得できるかどうかを示します(最大2バイト)。
- ・NG:稼働中バックアップの取得は不可。
- ・OK:稼働中バックアップの取得は可能。
- f・・・f
- 稼働中バックアップによってウェイト中プロセス有無を示します(10進数左詰め)。
- ・0:ウェイト中のプロセスは存在しません。
- ・1以上:ウェイト中のプロセスが存在します。
- ※4枠内の説明
個々のプロセス情報が表示されます。サーバプロセスとコマンド/ユティリティ/アプリケーションプロセス(以下,接続中プロセス)の数分表示されます。
- a・・・a
- プロセスID(10進数左詰め)。
- b
- ステータス(1バイト)。
- ・s:サーバプロセスが開始処理中
- ・l:オブジェクトサーバに接続要求中
- ・r:オブジェクトサーバに接続中
- ・e:オブジェクトサーバに終了通知をして終了処理中の状態
- ・d:オブジェクトサーバに終了通知をしないで終了した状態
- ・f:オブジェクトサーバが強制終了中
- c・・・c
- ユーザID(10進数左詰め)。
- 接続中プロセスの場合は0と表示されます。Windows NTの場合は0と表示されます。
- d・・・d
- グループID(10進数左詰め)。
- 接続中プロセスの場合は0と表示されます。Windows NTの場合は0と表示されます。
- e・・・e
- サーバ名(最大9バイト)。
- 接続中プロセスの場合は「OMS」と表示されます。
- f・・・f
- ロードモジュール名(最大15バイト)。
- 接続中プロセスの場合は「*****」と表示されます。
- g・・・g
- サービスグループ名(最大32バイト)。
- 接続中プロセスの場合は「プログラム名,実行ファイル名」が表示されます。プログラム名が特定できない場合,実行ファイル名が特定できない場合及び設定されていない場合は,「********」と表示されます。
- h・・・h
- クリティカル状態監視カウンタ(10進数左詰め)。
- 0以外の場合はクリティカル状態であることを示します。
- i・・・i
- クリティカル状態監視マスク(16進数の8バイト)。
- クリティカル状態のステータスが表示されます。
- j・・・j
- プロセス生成時刻(YYYY/MM/DD hh:mm:ss)。
- プロセスが生成された時刻を示します。
- k・・・k
- プロセス異常終了検知時刻(YYYY/MM/DD hh:mm:ss)。
- プロセスの終了通知をしないで終了したことを検知した時の時間が表示されます。
- 「****/**/** **:**:**」以外の場合はプロセスの終了要求をしないで終了したことを示します。
- l・・・l
- 重複プロセスID接続要求ステータス(10進数左詰め)。
- 0以外の場合はこのプロセス情報に関する後処理が完了していない時に,このプロセス情報の「a・・・a」に示すプロセスIDと同じプロセスIDを持つプロセスから接続を要求されたことを示します。
- ※5枠内の説明
トランザクションの状態が表示されます。
- ※6枠内の説明
トランザクションの管理情報が表示されます。
- a・・・a
- ランID(10進数左詰め)。
- b・・・b
- トランザクションマネージャ状態(最大10バイト)。
- ・START:マネージャ開始
- ・INIT1:テーブルエリア確保
- ・INIT2:テーブル初期化
- ・INIT3:チェーン回復
- ・INIT4:テーブル生成完
- ・PROCESS:関連プロセス起動済み
- ・ONLINE:マネージャオンライン
- ・PREPARE:終了準備処理中
- ・PREPAREEND:終了準備処理終了
- ・END:終了開始
- c・・・c
- システム共通定義ファイル「xodrc」のtrn_tran_process_countの値(10進数左詰め)。
- d・・・d
- カレントトランザクション通番(10進数左詰め)。
- e・・・e
- サーバプロセス「trnd」を開始した時刻(YYYY/MM/DD hh:mm:ss)。
- ※7枠内の説明
個々のトランザクション情報が表示されます。実行中トランザクションの数分表示されます。
- a・・・a
- トランザクション実行中のプロセスのプロセスID(異常終了時は0)(10進数左詰め)。
- b・・・b
- トランザクション実行中に異常終了したプロセスのプロセスID(実行中は0)(10進数左詰め)。
- c・・・c
- トランザクション通番(10進数左詰め)。
- d・・・d
- トランザクション第1状態(最大15バイト)。
- ・BEGINNING:トランザクション開始処理中状態
- ・ACTIVE:実行中状態
- ・PREPARE:コミット(一相目)処理中状態
- ・COMMIT:コミット処理中状態
- ・ROLLBACK_ACTIVE:ロールバック処理待ち状態
- ・ROLLBACK:ロールバック処理中状態
- ・FORGETTING:トランザクション終了処理中状態
- e
- トランザクション第2状態(1バイト)。
- ・u:コマンド/ユティリティ/アプリケーションプロセス実行中状態
- ・r:回復プロセス実行中状態
- ・p:回復プロセス解放待ち
- f・・・f
- ジャーナル取得状態(最大6バイト)。
- ・c:cj取得済み
- ・h:hj取得済み
- ・p:pj取得済み
- ・d:dj取得済み
- ・t:tj取得済み
- ・b:bj取得済み
- cj取得済みとpj取得済みの場合,JNL=cpと表示されます。
- h
- データベースへのアクセスモード(1バイト)。
- ・r:更新モード(このトランザクションではデータベースを更新する可能性あり)
- ・s:参照モード(このトランザクションではデータベースだけの参照)
- iii
- 稼働中バックアップ開始ユティリティがこのトランザクションの終了を待っているかどうかを示します(最大3バイト)。
- 稼働中バックアップ開始ユティリティの実行中に有用な情報です。
- ・ON:このトランザクションの終了を待っています。
- ・OFF:このトランザクションの終了を待っていません。
- j・・・j
- 通信情報,IPアドレス(16進数の8バイト)。
- k・・・k
- 通信情報,データ受信用ポート番号(10進数左詰め)。
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