Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド
データベースを操作するプロセスはオブジェクトサーバに接続して,各々の操作を行います。そのプロセスの状態を表示します。
稼働中バックアップ開始コマンドが長時間終了しない時に,その要因となるプロセスを特定する場合,その時点で動作しているトランザクションがないか確認する必要があります。その場合,[プロセスの状態表示]ユティリティを利用します。
オブジェクトサーバプロセスとオブジェクトサーバに接続中のプロセスの状態を表示します。また,トランザクションの状態を表示します。
システムに影響を与えないように排他制御を行わないため,更新中の情報を出力する場合があります。
ユティリティの処理結果として,プロセスの状態の情報が標準出力に出力されます。図8-23に処理結果の出力フォーマットを示します。なお,図8-23に示した出力フォーマットの項目の詳細は「付録F プロセスの状態表示の出力例」の説明を参照してください。
図8-23 [プロセスの状態表示]ユティリティの処理結果の出力フォーマット
稼働中バックアップ開始コマンドで長時間終了しない場合,その要因となるプロセスを特定します。次に示す手順で要因となるプロセスを特定してください。
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