Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

付録E.4 グループとリソースの作成

次に,グループとリソースを作成してください。

<この項の構成>
(1) グループの作成
(2) リソースの作成と依存関係の設定

(1) グループの作成

クラスタアドミニストレータのグループウィザードを使用して,Groupmaxのグループを作成してください。

(2) リソースの作成と依存関係の設定

オブジェクトサーバのサービスをフェールオーバーするためには,次に示すリソースが必要です。

各リソースの関係を図E-4に示します。

図E-4 各リソースの関係

[図データ]

クラスタアドミニストレータのリソースウィザードを使用して,オブジェクトサーバのサービスに対するリソースの依存関係を設定してください。設定内容は,次のとおりです。

IPアドレスリソース
システム管理者から,クラスタに追加するGroupmaxのリソースのグループに割り当てるIPアドレスとサブネットマスクを取得して設定してください。

ネットワーク名リソース
上記のIPアドレスリソースと依存関係を構成するように設定してください。

物理ディスクリソース
オブジェクトサーバが依存する物理ディスクリソースは,データベース及びジャーナルを格納する共有ディスクのドライブです。

汎用サービスリソース
汎用サービス名には「GroupmaxGWL」を設定してください。また,上記のネットワーク名リソース及び物理ディスクリソースと依存関係を構成するように設定してください。
Windows 2008の場合,clusterコマンドを使用して,汎用サービスリソースのStartupParametersプライベートプロパティを空に設定してください。
設定例
管理者権限で起動したコマンドプロンプトにて以下のコマンドを実行してください。
  cluster res "汎用サービスリソースの名前" /priv StartupParameters=""

なお,[実行可能な使用者]には,自ノード及びフェールオーバーするノードの実行可能な所有者を設定してください。