Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド
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xodstsinit(ステータスファイルの初期設定)
形式
- xodstsinit -f 物理ファイル名 [-c レコード数]
機能
NTFSファイルシステムをステータスサーバが使用できる形式に初期設定します。
ステータスサーバがオンラインで使用中(現用,又は予備の状態)のステータスファイルは初期設定できません。
オプション
-f 物理ファイル名
初期設定する物理ファイルの名称を63バイト以下のドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)で指定します。
-c レコード数
ステータスファイルのレコード数(32〜4194304)を指定します。
指定を省略した場合は,256が設定されます。
終了コード
コマンドの終了コードを示します。
- 0 :正常終了
- 1以上:異常終了
注意事項
- ステータスサーバが起動中のときだけ,現用ステータスファイルを管理しています。そのため,xodstsinitコマンドを実行する場合,次のことに注意してください。
- オンライン中に使用した現用のステータスファイルを初期設定しないでください。
- 障害が発生して閉塞状態になったステータスファイルだけを初期設定してください。
- 一つの論理ファイルを構成するA系とB系の物理ファイルは,レコード数が等しくなるように初期設定してください。ただし,論理ファイルごとであれば,レコード数を変えてもかまいません。
- ステータスファイルのレコード数はHigh-end Object Serverのシステム構成に依存します。オンライン中の場合は[ステータスファイルの情報]ユティリティでステータスファイルのレコード使用率を確認できます。レコード使用率を参考にしてレコード数を変更してください。オンライン中にレコード使用率が高くなった場合,現用のファイルよりレコード数の多いステータスファイルを予備のファイルとして初期設定できます。
- ステータスファイルの容量は次の計算式で求められます。
ステータスファイルの容量(バイト)=4,608×レコード数
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