Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド
この項では[データベースの再編成]ユティリティの機能及びダイアログに指定する項目,コマンドの指定方法及び文法について説明します。
データベースにオブジェクトの追加や削除を繰り返すと,オブジェクトの配置に乱れが生じてきます。[データベースの再編成]ユティリティは,データベースを再編成して,この乱れを修正し,オブジェクトを適切に配置します。この再編成によって,オブジェクトのアクセス性能が向上し,データベースのスペース効率が最適になります。
[データベースの再編成]ユティリティは,再編成パラメタファイルを作成した後で実行してください。再編成パラメタファイルについては,「7.7 再編成パラメタファイル」を参照してください。簡単に作成する方法については,「付録C Groupmaxサーバ環境設定ユティリティによる環境設定」を参照してください。
このユティリティによって再編成されるのは,次に示す用途のエリアです。
このユティリティを実行したときの処理を説明します。
ユティリティの処理結果は,オブジェクトサーバのシステムディレクトリのファイル「xodresult」に出力されます。
図8-12に[データベースの再編成]ダイアログを示します。
xodbreog -f 再編成パラメタファイル名
Object Serverのバージョンが06-50以降の場合,一つのアンロードファイルのサイズが2ギガバイト以下かどうかによって,[データベースの再編成]ユティリティの処理方式を変更できます。
xoduflg -n
xoduflg -y
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