Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド
High-end Object Serverでは,データベースを障害発生時点からみて最新の同期点の状態に回復できます。これには,データベースを一括して取得したバックアップとシステムジャーナルをアンロードしたファイルを使用します。
データベースをバックアップから回復した後で,システムジャーナルをアンロードしたファイルを使用して,データベースを障害発生時点からみて最新の同期点の状態に回復します。データベースをバックアップから回復する方法については,「4.5.2 バックアップからのデータベースファイルの回復方法」を参照してください。
障害発生前の最新の同期点の状態にデータベースを回復するために使用するユティリティの位置付けを図4-12,各ユティリティの運用の流れを図4-13に示します。なお,回復に使用するユティリティを実行する前に,次のことを確認してください。
図4-12 データベースの回復に使用するユティリティの位置付け
図4-13 データベースの回復に使用するユティリティの運用の流れ
[アプリケーション実行モードへの変更]ユティリティについては,「8.8.4 アプリケーション実行モードへの変更(High-end Object Server)」を参照してください。
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