Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド
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3.3 起動時と終了時の注意
(1) 起動時に定義ファイルがオープンできない場合
メッセージKFXO00242-Eが出力されて定義ファイルをオープンできなかった場合は,次の原因が考えられます。それぞれの項目を確認して,対処してください。
- システム共通定義ファイル(%XODDIR%¥conf¥xodrc)がない場合
システム共通定義ファイルを作成してください。システム共通定義ファイルの作成については,「2.3.2 定義ファイルの作成」を参照してください。
- システム共通定義ファイルに参照権限がない場合
オブジェクトサーバのシステム管理者のユーザIDでシステム共通定義ファイルに参照権限を与えてください。
- 環境変数(XODDIR又はXODCONFPATH)にオブジェクトサーバのシステム管理者のホームディレクトリへのパス名称が設定されていない場合
オブジェクトサーバを初めてインストールしたサーバで,インストールの後にサーバを再起動していない場合は,再起動してください。それ以外の場合は,[コントロールパネル]の[システム]で[環境]タブを選択した画面で,XODDIR及びXODCONFPATHが設定されていることを確認してください。設定されていない場合は,オブジェクトサーバをインストールし直してください。
- 環境変数(XODDIR)に設定したパス名称が存在しない場合
- コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。
cd %XODDIR%
- 1.で表示されたパス名称をオブジェクトサーバのシステム管理者のホームディレクトリのパス名称と一致させてください。
(2) データベースを作り直した後にオブジェクトサーバを起動できない場合
メッセージKFXO46044-Eが表示されてオブジェクトサーバを起動できなかった場合は,データベースとジャーナルの不整合が発生しています。スタートアップパラメタに「normal」を指定して,オブジェクトサーバを強制正常開始してください。データベースを作り直しているので,再開始ではなく強制正常開始します。
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