11.3.3 TP1/COBOLアクセス用Bean生成ツール
「TP1/COBOLアクセス用Bean生成ツール」はJBuilderを使用しない開発環境でBeanの生成をできるようにしたものです。これ以降「TP1/COBOLアクセス用Bean生成ツール」を「Bean生成ツール」に省略します。
(1) 起動方法
Windows画面で[スタート]ボタンをクリックし,[プログラム]−[COBOL85]−[TP1/COBOL adapter for Cosminexus]の順でポイントし,[TP1/COBOLアクセス用Bean生成ツール環境設定]をクリックします。「TP1/COBOLアクセス用Bean生成ツール環境設定」の画面が開いたら,そこで環境設定を行います。
起動方法も同じように[スタート]−[プログラム]−[COBOL85]−[TP1/COBOL adapter for Cosminexus]の順でポイントし,「TP1/COBOLアクセス用Bean生成ツール」をクリックすることで起動できます。
(2) 環境設定ダイアログ
VMオプションのチェックボックスをチェックすると最大メモリプールサイズを指定できるようになります。
指定がない場合は,JavaVMの初期値となります。
また,VM Optionをチェックして値を指定しない場合,または数値以外を指定した場合は設定エラーダイアログが出力されます。
(3) 「TP1/COBOLアクセス用Bean生成ツール」の画面説明
(a) ステップ1/3の画面
「TP1/COBOLアクセス用Bean生成ツール - ステップ1/3」の画面の説明をします。2/3および3/3の画面については「11.3.1 「TP1/COBOLアクセス用Bean生成ウィザード」による生成(推奨)」をご覧ください。
「生成ファイルを出力するフォルダを入力してください。」以外の項目については「11.3.1 「TP1/COBOLアクセス用Bean生成ウィザード」による生成(推奨)」の説明をご覧ください。
「生成ファイルを出力するフォルダを入力してください。」には,ツールが生成するJavaソースファイルを出力するフォルダ名を指定します。Javaソースファイルは,次の規則に従って生成されます。
(b) 生成ファイルのフォルダ規則
指定フォルダ\パッケージ名\
パッケージ名とは,ステップ3/3画面で指定するパッケージ名を指します。生成するJavaソースファイル名もステップ3/3のクラス説明をご覧ください。
「生成ファイルを出力するフォルダを入力してください。」の右側のボタンを押すと,参照ダイアログが表示されます。なお,指定したフォルダが存在しない場合は,そのフォルダを作成するかどうかのダイアログボックスが出力されます。「はい」を選んだ場合は,そのフォルダを作成し生成処理を続行します。「いいえ」を選んだ場合は,次の画面に移りません。再度,設定をやり直してください。
(4) 制限事項
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生成ツールを二つ以上起動できません。
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ターミナルサービスでは動作しません。