Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(VMware®用)

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4.1.5 パスの統計情報を初期値にする

HDLMが管理するすべてのパスについて,統計情報(I/O回数,およびI/O障害回数)の値を初期値(0)にする手順について説明します。

この手順は,I/O回数やI/O障害回数を初期値(0)にした時点から,I/OやI/O障害が何回発生するかを調査したい場合に役立ちます。

  1. 現在のパスの状態を確認します。
    コマンドの実行例を次に示します。
     
    dlnkmgr -s ホスト名 -u ユーザ名 -p パスワードview -path
     
  2. HDLMが管理する,すべてのパスの統計情報(I/O回数,I/O障害回数)の値を初期値にするには,HDLMコマンドのclearオペレーションに-pdstパラメタを指定して実行します。
    コマンドの実行例を次に示します。
     
    PROMPT>dlnkmgr -s ホスト名 -u ユーザ名 -p パスワード clear -pdst
    KAPL01049-I オペレーションを開始します。オペレーション名 = clear。よろしいですか? [y/n] : y
    KAPL01001-I HDLMコマンドが正常終了しました。オペレーション名 = clear, 終了時刻 = yyyy/mm/dd  hh:mm:ss
    PROMPT>
     
  3. パスの統計情報が初期値になったかどうかを確認します。
    コマンドの実行例を次に示します。
     
    dlnkmgr -s ホスト名 -u ユーザ名 -p パスワード view -path
     

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