Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(Windows®用)
- -c
- HDLMの管理対象のLUに設定されたパスと,パーシステントリザーブの情報を一覧表示します。パスIDを指定すると,そのパスのパーシステントリザーブを解除します。
- -d
- HDLMの管理対象のLUに設定されたパスと,パーシステントリザーブの情報を一覧表示します。
- -h
- dlmprユティリティの形式を表示します。
- なし
- dlmprユティリティの概要を表示します。
- この項の構成
- (1) MSCS環境でdlmprユティリティを実行する手順
- (2) VCS環境でdlmprユティリティを実行する手順
- MSCSを構成しているホストのうち,一台だけ起動します。
- [スタート]-[設定]-[コントロールパネル]を選択します。[管理ツール]をダブルクリックします。[コンピュータの管理]をダブルクリックします。
コンピュータの管理画面が表示されます。- コンピュータの管理画面から[サービスとアプリケーション]を選択し,[サービス]をダブルクリックします。サービスの一覧が表示されます。サービスの一覧から[Cluster Service]を選択し,右クリックして[プロパティ]を選択します。[全般]タブの[スタートアップの種類(E):]コンボボックスで[無効]を選択してOKボタンを押します。
- コンピュータの管理画面から[デバイスマネージャ]を選択します。[表示]メニューから[非表示のデバイスの表示(w)]を選択します。右画面の[プラグアンドプレイではないドライバ]から[Cluster Disk Driver]または[クラスタディスクドライバ]を選択し,右クリックして[無効]を選択します。「このデバイスを無効にすると機能しなくなります。このデバイスを無効にしますか?」というメッセージが表示されるので,[はい(Y)]を選択します。
再起動を求めるメッセージが表示されるので,[はい(Y)]を選択してください。再起動し,クラスタディスクドライバが無効になります。- dlmpr -dを実行します。
HDLMパーシステントリザーブ解除ユティリティ(dlmpr)の実行例を,次に示します。KeyCountが0以外のパスは,パーシステントリザーブが残っていることを示します。PROMPT>dlmpr -d PathID PathName KeyCount ReservedKey Type 000000 0001.0000.0000000000000000.0000 1 200000E08B1059EC ExclusiveAccessRegistrantOnly 000001 0001.0000.0000000000000000.0001 1 200000E08B1059EC ExclusiveAccessRegistrantOnly KAPL10640-I HDLMパーシステントリザーブ解除ユティリティ(dlmpr)が正常終了しました。 PROMPT>- dlmpr -cを実行します。
表示された一覧の中でKeyCountが0でないパスIDを入力します。確認メッセージが2回表示されるので,それぞれ確認して[y]を入力してください。パーシステントリザーブが解除されます。すべてのパスのKeyCountが0になるまで繰り返します。dlmprユティリティの実行例を,次に示します。PROMPT>dlmpr -c PathID PathName KeyCount ReservedKey Type 000000 0001.0000.0000000000000000.0000 1 200000E08B1059EC ExclusiveAccessRegistrantOnly 000001 0001.0000.0000000000000000.0001 1 200000E08B1059EC ExclusiveAccessRegistrantOnly KAPL10655-I Persistent Reservation情報をクリアするLUのPathIDを指定してください(xで中止):0 KAPL10656-I PathID = 0のPersistent Reservation情報をクリアします。よろしいですか? [y/n]:y KAPL10657-I 処理を続行した場合,指定したLUの排他が解除されます。他のサーバなどから指定LUにアクセスしていないことを確認してください。処理を続行しますか? [y/n] :y KAPL10658-I PathID = 0のPersistent Reservation情報をクリアしました。 KAPL10640-I HDLMパーシステントリザーブ解除ユティリティ(dlmpr)が正常終了しました PROMPT>- [スタート]-[設定]-[コントロールパネル]を選択します。[管理ツール]をダブルクリックします。[コンピュータの管理]をダブルクリックします。
コンピュータの管理画面が表示されます。- コンピュータの管理画面から[サービスとアプリケーション]を選択し,[サービス]をダブルクリックします。サービスの一覧が表示されます。サービスの一覧から[Cluster Service]を選択し,右クリックして[プロパティ]を選択します。[全般]タブの[スタートアップの種類(E):]コンボボックスで[自動]を選択してOKボタンを押します。
- コンピュータの管理画面から[デバイスマネージャ]を選択します。[表示]メニューから[非表示のデバイスの表示(w)]を選択します。右画面にある[プラグアンドプレイではないドライバ]から[Cluster Disk Driver]または[クラスタディスクドライバ]を選択し,右クリックして[有効]を選択します。
再起動を求めるメッセージが表示されるので,[はい(Y)]を選択してください。再起動し,クラスタディスクドライバが有効になります。- MSCSが正しく起動されたことを確認します。
- MSCSを構成しているほかのホストを起動します。
- VCSを構成しているホストのうち,一台だけ起動します。
- VCSを停止します。
- dlmpr -dを実行します。
- dlmpr -cを実行します。
- 表示された一覧の中でKeyCountが0でないパスIDを入力します。確認メッセージが2回表示されるので,確認して[y]を入力してください。パーシステントリザーブが解除されます。すべてのパスのKeyCountが0になるまで繰り返します。
- VCSを再開します。
- VCSを構成しているほかのホストを起動します。
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